当ブログのサブタイトルは「プロジェクトを楽しく進めるノウハウ集」です。
多くの方にプロジェクトマネジメントを楽しんで頂くために記事を書いています。
本記事では、当ブログで本書いている記事を振り返りつつ、記事にしていない自身の持つ知識やノウハウを洗い出してみることにします。
洗い出しに使う「軸」
PMBOKの知識エリアなどで網羅感を見るのが真っ先に思いつきますが、毛色を変えて以下のリストを眺めてみます。
- プロジェクトマネジメント 手法
- プロジェクトマネジメント 例
- プロジェクトマネジメント スケジュール
- プロジェクトマネジメント 書籍
- プロジェクトマネジメント 基本
- プロジェクトマネジメント スキル
- プロジェクトマネジメント 研修
- プロジェクトマネジメント 用語
- プロジェクトマネジメント 基礎
- プロジェクトマネジメント 課題
これらは、Googleで「プロジェクトマネジメント」で検索したときの「プロジェクトマネジメントに関連する検索キーワード」です。
つまりGoogleは、プロジェクトマネジメントについて検索する人は、手法や例など上記10のキーワードについて知りたいはずと考えています。
読んで下さっている方にも役立つ記事が見つかれば幸いです。
プロジェクトマネジメント × 手法
手法とは「物事のやり方」のことです。つまりはどうやってプロジェクトマネジメントをするかに一番の関心があるということです。
プロジェクトマネジメントの手法には、ウォーターフォール、プロトタイプ、アジャイル、CCPM(Critical Chain Project Management)などがあります。
アジャイル流行に対して意見を書いた記事→プロジェクト手法は表面的な選択ではなくその特性を熟知し使うことが重要
CCPMの重要概念であるODSCを解説した記事→TOC/CCPMのカギになるODSCの基本を解説(書評:マネジメント改革の工程表)
もう少し具体的な手法としては、ガントチャート、PERT図、マインドマップ、カレンダー、タイムライン、WBS、EVM、進捗管理、品質機能展開図(QFD)などもあります。
WBSやガントチャートといえばMicrosoft Project→私がMSProjectを手放せない理由は、階層と依存関係の管理しやすさ
EVMについても書いています→プロジェクト管理の強力な武器EVM
万能なはずのMSProjectのEVMレポートが使いこなせないことについて書いた記事→MS ProjectのEVMレポートは果たして使えるのか
便利なはずのEVMが浸透していない理由について考察した記事→EVMによるスケジュールとコストの一括管理が浸透しない理由
個人のプロジェクトやタスクマネジメントに使えるGTDの関連記事→インボックスを空にする見極めの手順
また、PMBOKが全体を俯瞰したプロジェクトマネジメントの手法そのもの、という考え方もあります。
プロジェクトマネジメント × 例
プロジェクトマネジメントする際に参考にできる事例が欲しいのはよくわかります。計画の立て方、コストの見積もり、リスクの洗い出し、スケジュール修正の見極めなど先人の知恵を頼りたいケースは多数あげられます。
とはいえそっくりそのまま真似すればうまくいくようなものはありません。
ソニーグループ全体のサプライチェーンマネジメントプロジェクトの事例です→【参考事例】グループSCM構築に280億円、2年半費やしたソニー
プロジェクトマネジメント × スケジュール
プロジェクトマネジメントにおいてスケジュールは最重要な要素のひとつです。スケジュール通りに終えるには適切なスケジュールを作成しつつ、様々な変動要素をコントロールしてプロジェクトを進めることが必要です。
短すぎず長すぎないスケジュール作成には、工数積み上げが欠かせません→実現できないマスタスケジュールを生まないための工数積み上げ
海外メンバーとプロジェクトする際のスケジュールには祝祭日や長期休暇の考慮が重要です→オフショア開発やグローバル展開の計画時に注意すべき海外の祝祭日
プライベートのプロジェクト計画の考え方です→10年間の人生計画を立てるときに考えること
プロジェクトマネジメント × 書籍
プロジェクトマネジメントおすすめ書籍におすすめ書籍を紹介しています。
プロジェクトマネジメント × 基本・基礎
基礎は認識や価値観を培う土台、基本は基礎の上に立つ応用とのことですが、私が記事書く上で特に分けていないので統合しました。
PMBOKの知識エリアを順に解説しています→プロジェクトマネジメントの基礎
その続き記事→プロジェクトマネジメントの基礎その2
また、これからプロジェクトマネジメントを学びたい人にという記事も書いています。
プロジェクトマネジメント × スキル
プロジェクトマネジメントに求められるスキルは、PMBOKの知識エリアでも表現できますし、提案力や管理力、コミュニケーション力といったスキル的な言い方もできます。
具体的で詳細なものが多いですが、多数記事があります。サブカテゴリに分けつつ紹介します。
参加前
プロジェクトに参加する前にできること→プロジェクトアサイン前のキャッチアップ法
キックオフ
プロジェクトを円滑に進めるためにはキックオフ会議に向けて入念な準備が欠かせません→プロジェクトを円滑に開始するためのキックオフ活用
キックオフと同時に固めるべきもの→キックオフと同時に固めるべきもの
プロジェクト計画
プロジェクト計画時には算出根拠と関係者の合意が欠かせません→プラン作成で外せない算出根拠と合意形成
プロジェクトを円満に進めるには先の見通しを順次作成していくことが重要です→日々の仕事を穏やかに過ごすためにやりたい半年の見通し作成
毎週のリズムを整えることも大事です→サザエさん症候群撲滅のためにチームで金曜に翌週の予定を立てる
チームビルディング
チームビルディングって飲み会のことでは決してありません→プロジェクトマネジメントの鍵になるチームビルディング
メンバーが安心して活躍できる場をつくること大事です→プロジェクトメンバーが安心して活躍できる場をつくるためにプロジェクトマネジャーにできること
意外と効果的な血液型によるチーム分担。レッテル貼りには気をつけつつゲーム感覚で取り入れるのはおすすめです→血液型を活かしたバランスよいチームのつくり方
ミーティング
新人がミーティングの議事録を頼まれることがありますがなかなか難易度の高い役割です。特に会議前の動き方が重要です→議事録を終了後5分で出すための会議前・中・後の動き方
仕事の進め方
5W1Hはタスク準備にも役立ちますし応用効きます→経験の少ない若手がタスクに取り組む時の準備のコツ
プロジェクトマネジメント × 研修
プロジェクトマネジメントのスキルをつけるための研修はいろいろあります。米国PMIによるPMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)試験は受験資格としても、継続更新のためにも研修が必要です。
プロジェクトマネジメント × 用語
プロジェクトマネジメントは複数人や複数の組織で行うため、用語の統一が重要です。
用語解説記事です→プロジェクトマネジメントとマネジメントの違い
プロジェクトごとに用語集を作成することは効果的です→仕事に役立つ用語集の作り方とテンプレート
ナレッジ
ナレッジの定義(DIKWモデル)がナレッジマネジメントの第一歩
プロジェクトマネジメント × 課題