ライザップのCRMシステムがSFDC使って2017年10月に稼働予定

結果にコミット?CRMで売り上げ10億円増を狙うRIZAP

気になるニュースです。セールスフォースドットコム(SFDC)を使っているそうです。どれくらいカスタマイズしているのか気になります。
手がけている人がファーストリテイリングでITを支えてきた岡田章ニさんです。店舗数の拡大に向けて一元化リアルタイムをキーワードに今導入が必要と判断したと聞きます。

予定どおり2017年の10月にリリースされるのか、また1年後に売上10億増をどう達成させるのか。結果にコミットするライザップだけに、動向が楽しみです。

(2017/11/1追記)Salesforce.comのサイトに事例として紹介されています。

事例動画に力強いインタビューメッセージがあります。素晴らしいメッセージなので備忘書き起こしておきます。

https://www.salesforce.com/jp/customer-success-stories/rizap/

以下、動画より引用

CEO瀬戸氏「お客様が理想の身体を手にしたい。その本来の本当の目的を叶えていくのが我々のコミットするところなんですね。トレーナーが本気で向き合って想いを持ってお客様のことを理解してそしてお客様とともにゴールを目指す」

「そういう寄り添いが我々のサービスの一番の根本にある。重要なことは信頼関係。究極のCRMは、常にお客様が身近にいる形で認識し続けるということは非常に重要じゃないかなと」

CIO岡田氏「ずっとサポートしていくためのデータをとりたいなというふうに思っています。食事の内容とか、睡眠時間であるとか、体形の変化、体組成計に乗った結果の変化、先輩のトレーナーの知見も全てビッグデータ化されていく、トレーナーがいつでも取り出せるようにする。

「お客様がライザップにお越しでない時間のコミュニケーション。カウンセラーとかコールセンター、チームでサポートできるような形をきちんと作れたらよいのではないかなーというふうに思っています。我々のお客さんは2か月3か月でものすごく大きな変化をされてるんですね」

瀬戸氏「10kgとかお痩せになると、自分のことが好きになれて、だんだん服にお金かけてみたくなったり趣味嗜好すらも変わってくるんですね。そういった時に、変化した現状というのを我々が認識できているというのは重要なんですね」

岡田氏「お客様にジャストな服であれば服をご提案していったり、お客様からみて心地よいものでありたい。我々のデータっていうのは生きていてどんどん変化していってる」

瀬戸氏「生まれ変わって、毎日が楽しくなって、この価値っていくらなんだろうって思ったら、とてつもないものだと思うんですよね。そこからいろんなサービスがつながっていく。生涯に渡ってパートナーとして選んで頂きたい」

岡田氏「お客様のために変化し続ける。そういった会社であるために、究極を目指す。CRMのソリューションの中では断トツで世界一だと。我々の成長にセールスフォースさんコミットするというふうに仰ってますので。一緒にやっていきたい」

瀬戸氏「本気でお客様の未来を変える。あくまでもお客様が求めてらっしゃるものだけを愚直に追求して提供していく新しい領域あらゆる商品サービスでそれを追求する。世界で一番になっていきたい」

 



このブログを書いている人
電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。 新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営

 2019年5月30日