家族で東京ディズニーランド(TDL)に行ってきました。子どもがもっと小さい頃にも何度か行ったことがありましたが、今回は今までにないくらい楽しむことができました。
理由の一つは子どもが大きくなって乗れるアトラクションが増えたのが大きいです。それ以外にも、ソーシャルゲームであるツムツムを通じてディズニーキャラへの親しみがわいたこととか、何度か足を運んで慣れてきたとかいくつか理由はあります。
私はもともとディズニー映画やアニメをあまり見たことがなかったので思い入れはかなり少ないです。とはいえ行くからには楽しみたくて工夫を重ねてきました。
本記事では、ディズニーのストーリーやグッズに思い入れのないお父さん視点で、家族サービスというネガティブな任務を果たすだけでなく、ディズニーランドという世界観を楽しむためのコツを紹介します。
チケットは事前に買っておく
本記事を書いている2018年は東京ディズニーランド35周年で盛り上がっています。もちろん当日券をその場で購入することもできますが、事前に前売り券を購入しておくことをおすすめします。
公式サイトからオンラインで買うこともできますし(ユーザ登録が必要です)→東京ディズニーリゾート公式サイトパークチケット
ディズニーストアが近くにあれば、そこでも買えますし、主なコンビニエンスストアや旅行代理店、JRの窓口などでも買うことができます。
当日やることはなるべく減らしておいて、楽しむのに専念することをおすすめします。
行く時間帯を決める(今回は夜型シフト)
行くからには8:00~22:00(日によって変わります)をめいっぱい満喫したくなる気持ちはわかりますが、相当な体力を使うことは事実です。
早起きして開園と同時に入ってファストパスに並んで人気のアトラクションを次々とまわり、パレードを見て買い物もして。。。
広い園内を一日中まわっていると、子どもだけでなく親も疲れます。
なので我が家では、2つのパターンで予定を立てています。
- 開園から楽しんだときは18時頃に帰る
- 22時まで楽しむときは、10時頃にゆったり入園する
今回は後者でした。さすがに帰りの電車は子どもも眠そうでしたが、パレードを見た後の買い物も存分に楽しめたのは朝をゆったりとスタートしたからだと思います。
詰め込みすぎない
ディズニー好きなら避けられないのかもしれませんが、人気アトラクションをできるだけ多く楽しみつつパレードや買い物も楽しみ、さらにはキャラクターとのふれあいも楽しみたい。
時間も体力も有限です。
だったらそこは戦略的に、優先順位をつけることが重要です。
今回の我が家の重点ポイントは、子どもの身長がのびたことで乗れるようになったビッグサンダーマウンテンなどのアトラクションを楽しむことと、今まで早く帰ることで楽しめてなかった夜のパレードをじっくり観ることでした。
それ以外の食事とか優先以外のアトラクションまでは欲張らない。
心に留めておいてください。
暑い日に備えて給水ポイントは押さえておく
アトラクションやポップコーンに負けず劣らず行列ができるのが自動販売機です。
つい並んでいると自分も欲しくなってしまいますが、意外と他の箇所は並んでなかったりするので、きちんと場所を把握しておくことをおすすめします。
ワゴン販売でキャストさんとのコミュニケーションを楽しむことも趣向を凝らした自動販売機を楽しむこともできます。
早めの給水、早めのトイレは一日を楽しむための忘れてはならないポイントです。
7つのテーマを知りディズニーランドを把握する
妻や子どもが行きたいものにだけ付き合っていると家族サービス感が抜けません。
ランドは7つのテーマランドに分かれています。
公式サイトの解説はこちら
順番にみていくことでウォルトディズニーが何に夢を抱いたのか、つかめるかもしれません。
川や海の向こう側、大陸のはるか西側、小動物の世界、おとぎ話の世界、アニメキャラクター、未来。
人類が向き合ってきた未知の冒険をぎゅっと詰め込んだのがこのディズニーランドのようです。
思い出を形に変えるワールドバザール
入場ゲートを抜けたら最初に通る、買い物スポットです。
ヴィクトリア時代の優美な建物が軒を連ねるストリート。ウォルトが生まれ育った20世紀初頭の古き良き時代のアメリカが、あなたを優しく迎えます。アンティークなゲームに、どこか懐かしいショップやレストラン。さてどこからのぞいてみますか?
どちらかというとここは帰り道に立ち寄るところです。
1日の夢の国での思い出を形あるものに変えて持ち帰ることができます。
ファストパス対象のアトラクションを先に把握する
ここからの進み方は、どのアトラクションを最初に楽しみたいか、そのためにどのファストパスに並ぶか、が重要になります。
やはり三大マウンテン(ビッグサンダー・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、スペース・マウンテン)は人気です。
あとは、モンスターズ・インク ライド&ゴーシーク!、プーさんのハニーハント、バズ・ライトイヤー”アストロブラスターも人気ですね。
あとはイッツアスモールワールド、ホーンテッドマンションくらいでしょうか。
大自然の冒険を楽しむアドベンチャーランド
ファストパス対象のアトラクションはありませんが、カリブの海賊、ジャングルクルーズなどの定番があります。一度や二度乗っていても、久しぶりにやってみると楽しい。ケアンズ旅行で本場のジャングルクルーズを体験したので違いをみたかったのですが、今回は残念ながら50分待ちだったので断念しました。
関連記事:本物のジャングルクルーズは大迫力!キュランダの水陸両用アーミーダックとレインフォレステーション
南国の鳥たちの歌声が心をなごませる平和な世界・・・。なんて思い込むのはまだ早い!油断は禁物、ここは冒険とロマンの世界。ほら、ジャングルの奥では猛獣たちが、暗やみの水路ではカリブの海賊たちが、あなたとのスリリングな出会いを待っています。
勇気を出して、あこがれのアドベンチャーへいざ出発!
冒険とは、日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことです。
海の向こうの非日常を追い求めて危険を冒した先人の体験をおすそわけしてもらってはいかがでしょうか。
西部開拓時代にタイムスリップできるウエスタンランド
一番人気のビッグサンダーマウンテンがあるのがこのウエスタンランド。
実は40歳にしてはじめてこのビッグサンダーマウンテンに乗ったのですが、過度に重力を感じ過ぎず程よいスリルで大変楽しかったです。
ときは19世紀、開拓時代の西部。赤い岩山を背景にアメリカ河は悠々と流れ、汽笛の音が風にのって届きます。それにまじって聞こえてくるのは、無人の廃鉱を駆け抜ける鉱山列車の轟音、それとも女主人スルーフットスーのサルーンの、フレンチカンカンの歓声?
さて開拓者たちの夢とロマンのはじまり、はじまり!
先のアドベンチャーランドとは異なり、過去のアメリカ西部を開拓していた時代がモチーフになっています。
シューティングギャラリーやトムソーヤ島へのいかだ、蒸気船マークトウェイン号などを通じて開拓者が味わった夢を追体験することができます。
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世界最大級の銅産出量を誇った別子銅山の遺構を見てみたい
小さくなって愉快な小動物の世界を垣間見えるクリッターカントリー
スプラッシュマウンテンがあるのがこのクリッターカントリーです。小動物ということで愉快なチップとデール、それからブレアラビットがいます。カヌー探検もできます。
アメリカ河のほとりにある、赤土の山。その周辺には、クリッター(小動物)たちがたくさん住んでいます。意外にも住人たちは商売上手。未開の土地をゆくカヌー探険を始めたり、密造酒をつくって売ろうとしたり・・・。醸造には失敗して、大洪水を引き起こしたんですけどね。でも、彼らはめげません。水びたしの山を利用して、丸太のボートの急流下りを始めました。ぜひお試しあれ。
人間が体験できない小さい世界、そこに住む動物たちの世界にも夢や冒険があふれています。可愛さとたくましさが入り混じる楽しい世界ですね。
おとぎの国で夢をかなえるファンタジーランド
イッツアスモールワールド、ホーンテッドマンション、プーさんのハニーハントがあるのがこちらです。
童話の世界がお待ちかね。ここは、夢がかなうおとぎの国。白雪姫やピーターパン、プーさんなど、おなじみのヒーロー、ヒロインたちが魔法の冒険に連れて行ってくれます。999人の幽霊たちとのパーティー、世界中の子どもたちとの出会い・・・。
あなたが見るのは、どんな夢?
クリッターカントリーで少しずつおとぎ話の世界に近づいてきましたが、童話の世界が存分に繰り広げられるのがこのファンタジーランドです。
ファストパス以外にもアリスのティーパーティー(コーヒーカップ)やキャッスルカルーセル(メリーゴーランド)、空飛ぶダンボなどいわゆる遊園地なアトラクションが数多くあります。
ジェットコースターに乗れないあるいは好きではないお子さんがいても楽しめるのがこのテーマランドです。
アニメの世界に入り込めるトゥーンタウン
小さなお子さんがいてディズニーアニメなどを見てキャラクターが好きなら楽しめるのがこのテーマランドです。
ディズニーアニメーションのキャラクター(トゥーン)たちが住む、とびっきりハッピーな街へ。ほら、あっちでもこっちでも、いたずらな住民たちがしかけたゆかいな事件が巻き起こっています。
さて、ミッキーの仲間たちのおうちを訪ねたり、郵便局や工場などを見学してみましょう。
未来や宇宙への想像をかきたてられるトゥモローランド
現実世界の未知、おとぎ話に続く未知は”未来”です。
遠くない未来に旅することになる宇宙やロボットの世界を体感できるのがこのテーマランドです。
ひとあし先に人類の夢を実現したこの都市では、はるかなる宇宙への旅や、感動のミュージカルショーを体験できます。オモチャの世界の戦いに参加したり、モンスターと一緒にかくれんぼしたり・・・。
この世界って、何が起きるかわからないから、ドキドキワクワク!
終わりに
22時まで堪能した翌日にこの記事を書いていますが、正直疲れが抜けません。
最後にディズニーランドに行くには仕事の前日ではなく、土曜などもう1日休みがある日を選ぶことをおすすめして記事を終えたいと思います。