自著出版に際してのマーケティング実例2(ポジショニング)

過去2つの記事を通じて、マーケティングプロセスの概要を紹介しています。

最も重要なのは、市場(マーケット)をどうとらえて、自社の商品やサービスをどう売り出していくかを定めることです。

そのステップとして、STP(セグメンテーション→ターゲティング→ポジショニング)があります。

前記事では、セグメンテーションとターゲティングを実施しました。本記事では、それを踏まえどうポジショニングを行うかを考えます。

セグメンテーションとターゲティングのおさらい

今度出版する「システム導入のデータ移行に関するノウハウ本」は、

コンピュータ・IT市場の、以下のような人に向けて、

ベンダー側のデータ移行チーム担当者
ベンダー、ユーザ両者のプロジェクトマネージャやPMO
データ移行を成功させたい方、失敗させないために考慮点を知りたい方

システム導入におけるデータ移行タスクの品質・生産性の向上につながるノウハウを提供していこうとしています。

ポジショニングとは

自社製品やサービスを市場で競合他社と差別化するための戦略のことです。

ポジショニングの検討に際しては2つの軸を選んでマップを描き、位置づけを明確にしていきます。

移行本のポジショニングマップ

今回の本は、プロジェクトにおけるデータ移行タスクの必要なノウハウを全体とした時に、いわゆる企業内で開発や管理の方法論がカバーするプロセスや標準化ルールと、経験者が暗黙知として持っているノウハウをある程度カバーするつもりで書きました。プロジェクト管理に関する要素もありますがどちらかというと実務担当者向けの内容を主としています。

競合となる本にはどのようなものがあるか

既に類書が多数存在する場合は、ポジショニングマップに挙げることも可能なのですが、そもそも一般販売されている書籍でデータ移行に特化した本が見当たりませんでした。

Amazonサイトで検索したところ、ヒットしたのはKDPで出版されている以下の本(著者:エムさん)のみです(書籍を紹介した記事はこちら)。

はじめてデータ移行チームに配属された人が読むべき3冊(+1冊)

領域としてはエムさんの本と重なる部分がありますが、エムさんのほうがよりPMよりで、私のほうが開発に近い内容を含んでいると認識しております。

あとは、自身が稼働後の運用保守を経験していたことから、移行後のデータ修正や組織変更時のデータ移行対応について触れているのも特徴です。

類書と比較した結果は以下のようになります。総合商社的な開発の解説本やマネジメント目線で移行を語ったものではなく、データ移行担当に関わる人向けの専門の本という位置づけです。

おわりに

これらを踏まえ、次段階ではおなじみの4P(マーケティング・ミックス)を考えていくことになります。製品(Product)、価格(Price)、チャネル(Place)、販促(Promotion)いずれも出版社に頼る部分が多いですが、販促の部分では届けたい読者が読みそうなインターネットメディアに広告を打ったり、読者が読みそうなブログに献本し紹介頂くという手が考えられます。

というあたりは完全に手探りですのでお気づきの点やアイデアがあればぜひヘッダーのお問い合わせよりご連絡いただけると幸いです。



このブログを書いている人

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。
新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。
100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「外資系コンサルのガラクタ箱」を運営

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