メガトレンド時代をトレンドに無頓着に歩んでいくキャリアの考え方

メガトレンド時代をトレンドに無頓着に歩んでいくキャリアの考え方

世のトレンドに興味がありません。

というのはトレンドが気になってるのに追いつけない悔しさを隠しているだけでしょうか。

コンサル就職のトレンド

私が入社した2001年には外資系コンサルティング会社は人気がありました(この記事を書いてる2018年の今も人気があるらしいですね)

人間科学部の中でも科学哲学を扱う研究室にいた私は、このままでは世間ズレしてしまう、社会に出たい、と思い就職活動しました(ろくに研究もしておらず、そんなこという資格は全くなかったのですが)

当時はそれなりにいろいろ考えたつもりでしたが、多くの業種や企業に触れられるというわりと短絡的な理由で就職しました。

なので、当時トレンドであったSAPにも興味はありませんでしたし、SAPの中でFI/CO(財務会計、管理会計モジュールの略称)と呼ばれる会計領域が花形であることの意味もわかっていませんでした

(SAPを材料に会社は急成長していました。SAPやりたくて入社してる人なんて聞いたことはありませんでした)

より本質に迫れそうな雰囲気があったので「戦略」部門には興味がありましたが、配属時に周りを差し置いて希望することはありませんでした。

配属先に関するトレンド

新人研修のあと、CRM(顧客関係管理)という、当時わりとトレンディな部門に配属されました。

しかしITバブルがはじけて、CRM冬の時代に入りました。はじめてのアベイラブル経験。プロジェクトからリリースされた後に1カ月ほど何もしない日々が続きました(おかげでFFXをクリアしました)。

ある日CRM部門の皆が集められました。プロジェクターには配属先が書かれたエクセル表が映っています。

全てCRM以外の仕事です。

もちろん新人にとっての配属先はたまたまな要素も多分にあります。その時私は先にアサインされていた同期のプロジェクトを選びました。

エクセル表に名前のあったプロジェクトとは別のところに参画しました。その後、1年半ほど在籍しました。

その後CRMプロジェクトにアサインされたのは4年後のことでした。仕事は人づてにもらうもの。

トレンドを追うことは私の仕事には無関係でした。

その後IT戦略を扱う部門で、テクノロジーのトレンドを知見として提供する役目に触れたこともあります(触れた、とは部内会議で取り組まれてる方の話を聞いた、の意味です)

しかし私はCRMのプロジェクトに入っていました。

就職先人気ランキングが実際の仕事と無関係なように、世のトレンドと自分の仕事は関係ないなと思っていました。

世の中のトレンドの影響

15年働いていると世の中のトレンドにも波があります。

大きかったのはリーマンショックと東日本大震災です。

リーマンショック時にはタイミング悪く、昇進にもかかわらず昇給が凍結されました。

震災時にはプロジェクトが凍結されました。設備投資ではなく経費を抑えられるよう、複数年で実施していたプロジェクトの計画見直しを検討しました。

興味の有無にかかわらず、トレンドの影響は受けることを学びました。

最近のトレンドとの向き合い方

昨年末、出来心でコインチェックに口座を開設しました。いくつか仮想通貨を買ってみたら、NEM流出の事件が起こりました。

なるほど、つくづく私はトレンドを追うのには向いてないようです。

学生の頃にはあんなに人工知能に興味があったのに、数年前からAIがトレンディになってきた時はすっかり興味を失っていました。

RPAも全く興味がわきません。たぶん可能性を感じとるセンサーが壊れちゃってるのでしょう。

なんとなくなのですが、自分は鈍感力がかなり高めなんじゃないかと感じています。

流行りのテレビも見てこなかったし。

おわりに

そんな私も先日40歳になりまして、人口構造の変化については感じないところがないわけではありません。

人生100年時代とも言いますし、65歳で退職して年金安泰ともいかないでしょう。

一方で元気で働き続けられる保証もないわけです。

都市化が進むとか、温暖化が進むとか、資源不足になるとか、経済成長の中心地が変わるとか、テクノロジーの進歩が進むとか。世の中には、単年の流行とはレベルの違う大きなトレンドの波があります。

ゆるやかに、しかし確実に進むトレンドの変化を感じながら日々を楽しんでいきたいものです。

著者プロフィール

このブログを書いている人

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。
新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。
100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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