橋渡しという仕事が担うべき双方向。大きな声や正論が全てではない

橋渡しという仕事が担うべき双方向。大きな声や正論が全てではない

いろいろな橋渡しの仕事をしてきました。

  • 業務部門とシステム部門
  • プロジェクト内のチーム間
  • トップとメンバー

需要と供給のマッチングもある種の橋渡しですし、世の中の大半は橋渡しで成り立っているといってよいでしょう。

橋渡しに求められるのは、両者のことをわかっていることです。

コンサルタントという仕事は、第三者として参加し、俯瞰しながら現場を眺めます。そのため情報も手に入りやすく、橋渡しをしやすい立場にあります。橋渡しのために参加しているともいえます。

橋渡しで大切なことは、双方向です。

複数の関係者がいるときはどうしても声の大きい人が強くなります。声が大きくなるには影響力があるとか、正論だとか何らかの理由があります。

コンサルタントは企業やプロジェクトを正しい方向に導くことが使命なので、正しい声を増幅し全体に浸透させることは重要です。

しかし、小さな声でも、たとえ一見正しくない声だとしても、きちんと耳を傾けそれを反対側に届けることも橋渡しの大切な役割です。

運用保守の役割は、声も大きくないし、自分達への実務的な影響ばかり考えているように聞こえるかもしれません。

私がコンサルタントでありながら運用保守に取り組んだ時、この声を伝えることを意識しました。もはや橋渡しではなくこの声の一部でもありました。

この時の経験が、後の橋渡しに大いに役立っていることは声を大にして伝えたいです。

著者プロフィール

このブログを書いている人

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。
新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。
100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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