子供の成長を楽しめる時間は限られているから運動会も楽しむという記事に書いたとおり3週間前に息子の運動会がありました。
今度は娘の運動会がありました。
最近は運動会って秋じゃなくて春にやるんですよね。
運動会を秋ではなく春に実施する理由
これ、理由としては以下のようです。
- 昔は種まきや田植えで忙しい春より収穫後の秋がよかった(が今は農業人口も減っておりその必要がない)
- 受験が近づいている秋を避けたい
- 2学期に集中する行事を分散したい
- 秋の本番に向けた夏場の練習を避けたい
5,6月でも晴れの日だと十分日差しはきついですが、練習も含めると秋のほうがやっぱりきつそうです。
また、中高一貫校である娘の学校も春に開催しているところから、受験優先だけの理由でもないことがわかります。
私立女子中と公立小学校の運動会を比べてみると
今回はじめて娘の中学校の運動会を見てみました。
すごくいい運動会な印象を受けました。
理由としては、
- 運動場が見る場所も含めて広くてゆったりしている
- 生徒の自主性に任せている感じが伝わってくる
- 女子校ならではのいい盛り上がり
一方で公立小学校のほうを思い起こしてみると、
- 狭い場所をやりくりするためのきめ細やかなルールづくりと配慮
- 時間内にやり切るための細かな指導
1年生から6年生までの運動会を仕切るほうが大変なのはわかります。
また、競技プログラムが至るところに貼り出してあったり、徒競走のときには走るリストの掲示とともに今何番目を走っているかがゴール前に表示されます(アナログですが)。気の利いた運営ですが、子供を撮ることがあまりにも優先された異様な光景ともいえます。
受験も冬じゃなくすればいいのに
時代の変化とともに運動会の時期も変わりました。
こうやって最適化されるなら、受験の時期こそ冬じゃなくて他の時期にすればいいのにと思います。
冬は空気が乾燥し、一年中で一番インフルエンザが流行する時期です。
その時期にわざわざ受験をあてるのは合理的ではないですよね。
インフルエンザで台無しにしないために学校を休んだりするのはおかしいです(受験生だけでなくその兄弟すらも)。
世界は9月スタートが主流です。
参考にしたブログ記事:世界は9月!なぜ日本は4月に新学期がスタートする?【教育メディア運営の現場から】
新学期の月 | 国の例 |
---|---|
1月 | シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー |
2月 | ブラジル |
3月 | アルゼンチン、韓国 |
4月 | 日本 |
5月 | タイ |
6月 | フィリピン |
9月 | アメリカ、カナダ、スペイン、イタリア、フランス、イギリス、オランダ、ロシア、ベルギー、ブルガリア、トルコ、イラン、エジプト、チュニジア、モンゴル、中国、台湾、ベトナム |
10月 | カンボジア、ナイジェリア、セネガル |
今は企業の就職活動や国家試験の多くが春卒業前提に組まれていますが、時期を変えることでよりよい学校生活が過ごせるようになるのではないでしょうか。
最後、運動会から話はずれてしまいましたが、慣習にとらわれず最適な形に変えていけるとよいですね。