こんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。
本などでマーケティングをかじったけど、自分の商品やサービスにはあまりあてはまらないと感じたことはありますか?
私もマーケティング部に異動した後も、そもそも異動する前にCRMをコンサルタントとしてやっていた頃からマーケティングについてのインプットはいろいろ取り入れてきました。
そこで感じたのが、自分が働いているような大きな会社のサービスにおいてブランドイメージとか、広くマスに訴えかけるようなマーケティングは効果が薄そう、ということでした。
なのですが、実際にサービスをデリバリーする部隊が営業をかけて受注するのと両輪のようにマーケティングを行うことって大事だなと感じるようになっています。
本記事では、「コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング」における「マーケティング・プログラムを駄目にする11の致命的な思い込み」を紹介します。
マーケティング・プログラムを駄目にする「思い込み」について知る
ティール組織
今日はお休み。
コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング
1日5分ずつ読書を継続しています。
「コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング」は第2章を読んでいます。
キーポイントを紹介するのに先立って章の始めに、目的が紹介されています。
- マーケティングの問題点のうち、プロフェッショナル・サービスに特に深く関連したものを明らかにする
- マーケティングに対する思い込みをなくし、マーケティング活動を見直し改善することで、より良い成果をあげられるようにする
マーケティングと自分が関わるサービスには関係が薄い、という思い込みをしていたなと痛感しました。
心して読み進めようとしたら、さらに印象的なコラムがありました。
マーケティング・プログラムを駄目にする11の致命的な思い込み(第2章より引用)
- 顧客はサービスの内容を理解している
- 新しい顧客が必要になったら、いつでも紹介してもらえる
- 不明な点があれば顧客のほうから電話をかけてくるだろう
- マーケティング素材には写真があってもなくても同じ
- 顧客との交流に時間をかけ過ぎるのは時間の無駄
- 顧客との会話では同じ話を繰り返さないよう気をつけるべき
- 顧客は業界にいる人間なのだから専門用語を使っても話は通じる
- マーケティングにかつての威力はない
- メッセージが複雑なほど、顧客はプロフェッショナル・サービスの必要性を痛切に感じる
- 広告は見た目よりも中身
- 電話をかけ直すのが遅れても、わたしが忙しいことは、顧客はわかっているから気にしない
本書で対象にされているのは以下のようなサービスです。
- 法律
- 医療
- 経営コンサルティング
- 建築
- エンジニアリング
これらはマーケティングとは関係が薄いと思われがちな専門サービス。
もしも業態や規模が違うから「マーケティングが無関係」と感じてらっしゃる場合は、一度その感覚を取り払ってみてはいかがでしょうか。
終わりに
自分の勤める会社や組織、自分が提供するサービスがいいものだと感じるなら効果的にマーケティングを取り入れることは大事だなと感じます。本記事で紹介した11の思い込みを取り払って意識するだけでもマーケティング活動は変わっていきます。
100日読書は今日で16日目でした。
では、また明日。