大規模台風の後に起こることと企業勤めの自分にできることという記事を書きました。
台風そのものは13日に太平洋に抜けて温帯低気圧に変わりましたが、爪痕は残っています。
今回の台風は、大雨による河川氾濫。
国土交通省によると、
堤防決壊:国および栃木県管理の9つの河川、10カ所
河川氾濫:国管理の14河川、12都県管理の63河川
多摩川の増水や、千曲川の被害が報道では目立ちますが、サプライチェーン(供給網)や工場・倉庫への浸水は広範囲に及びそうです。
懸念されるのは中小企業への影響です。大手企業の最終完成品のキーパーツが限られた中小サプライヤーによって供給されている場合、生産への影響が予想されます。また、製品在庫だけでなく製造設備への影響も懸念されます。
北陸新幹線の影響
都市部での計画運休が印象強かったですが、台風の被害としてはJR東日本の北陸新幹線・長野新幹線車両センターの影響が大きそうです。
JR公式サイト→台風 19 号による JR 東日本管内の設備等の主な被害状況について
車両全体の3分の1が浸水しているという報道もあり、今後のダイヤににも影響がありそうです。
JCASTニュース→北陸新幹線、車両全体の3分の1が浸水 運行への影響は?