新卒コンサルタントというキャリアのメリットデメリット整理

新卒コンサルタントというキャリアのメリットデメリット整理

2019年卒業予定の大学生の就職活動が本格的にスタートするようですね。

最近の採用プロセスにも大学生にも縁遠い生活を送っているため、実のあるアドバイスはできません。

その上で、「新卒でコンサルティング会社に入社する」「いきなりコンサルタントをやる」ことのメリットとデメリットについてでも書いてみます。

結論としてのいい悪いはありません。

新卒でコンサル会社に就職するメリットとデメリット

メリットは短期間でスキルや方法論が身につくこと

  • 短期間でスキルや方法論は身に着く(プロジェクトワーク、コンサルティング)
  • いろんな業界やクライアントに触れられる

デメリットは実務が経験しづらく断片的になる可能性あり

  • 受注型、派遣型のサービス業であるがゆえに、ものづくりの実務は経験しづらい
  • 大規模な企業の部門間の有機的なつながりは経験しづらい

メリットの詳細

まずはメリットですが、短期間に方法論を身につけることができます。これはコンサルティング会社が持つグローバルのメソドロジーという形骸化したものではなく、プロジェクトを通じてチームでアウトプットを作り上げることや、コンサルティング業務としてクライアント課題をヒアリングし根本原因を分析、特定し、解決に導くことです。

いきなりプロジェクトに放り込まれても、プロジェクトの目的やゴール、アプローチを確認しながら自身の役割を把握し、タスクや期待役割を全うしていくスキルは確実に身につきます(もちろん、程度やジャンルは様々です。何でもできるわけではありません)

この身のこなしは、新卒で事業会社に就職してからコンサルに転職した方が苦労される点かもしれません。

数ヶ月の研修後に即現場で叩き込まれるものな気がします。

あとスキルも本人次第です。数年で集中的に身につけ、起業やベンチャー経営に携わる人も多く見てきました。英語もプログラミングも本人次第です。入社したから身につくものではありませんが、やろうと思えばいくらでもやれる環境ではあります。

次にいろんな業界やクライアントに触れられることがあります。アサインされるプロジェクトの期間は、短いものだと3-4週間のものから複数年まで様々ですが、良くも悪くも契約の切れ目は何かしらやってきます。

同じクライアント企業でも、相手部門やプロジェクトが変わりますし、同じ部門でもクライアント側の人事異動もあります。

業界や企業の文化や慣習は触れてみてわかるものも多いです。ハイテク機器メーカー、コンビニチェーン、金融機関では大きく異なります。また部門ごとのカラーも強いですね。

デメリットの詳細

コンサルティングビジネスはサービス業です。どこまで経営者や担当者の信頼を獲得し、本質課題に踏み込んでも、コンサルタントの仕事はクライアントからの発注なしには成り立ちません。

そのため、自社製品やサービスを作って提供する感覚や、それを企画したり作ったり、売ったり届けたりする部門があることを自身のものとして経験する機会は得にくいです。

事業会社だとジョブローテーションもありますし、自社内での部門間のやりとりを通じて自然と経験できていくものを経験する機会は少ないです。

働いてみてわかったこと

  • スキルはどこだって身につく
  • いろんな業界やクライアントのことだってコンサルじゃなくても経験できる
  • 新卒段階で全てが決まるわけじゃない

新卒コンサルの向き不向き

とはいえ向き不向きはある気はします。こちらは次記事で書いてみます。



このブログを書いている人

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。
新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。
100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「外資系コンサルのガラクタ箱」を運営

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