うさぼう(@usabo_tweet)です。
今までサブ垢として使っていた名前を名乗ってみます。よろしくお願いします。
1日5分読書を始めて1週間が経ちました。
ゆるやかですが少しずつ今日も読み進めていきます。
ティール組織
今日読んでいるところは、p76の「人生は、自分の本当の姿を明らかにする旅」。
進化型パラダイムでは、内面の正しさを求め続けると、自分が何者で、人生の目的は何かという内省に駆り立てられるそうです。そして人生の究極の目的が、成功や愛されることではなく、自分自身の本当の姿を表現し、本当に自分らしい自分になるまで生き、生まれながら持っている才能や使命感を尊重し、人類やこの世界の役に立つことになるのだと。
もはや仙人のようです。
何かが足りないあるいは何かが間違っているではなく、そこに存在するもの、美しいもの、可能性に目を向けるようになります。
逆境にも優雅に対処するようになります。
明日は「理性の先の知恵」から読み進めます。
コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング
第1章「プロフェッショナル・サービスのためのマーケティング」を読んでいます。昨日「マーケティングとは」の部分をざっと読みましたので、今日は考えてみます。
よくあるマーケティングに対する誤解として、マーケティングは広告や販売活動という声があります。
しかしこれだと効果的なマーケティングは難しく、プロフェッショナル・サービスの内容や価格、提供方法の検討なども行うことによって有益な成果につながるとされています。
- マーケティングは管理プロセスであり、脈絡のない複数の策の一つではない
- ターゲットとして選んだ顧客グループのニーズとウォンツと需要に基づいて行う
- 「交換」が中心的概念
- マーケティングはターゲット市場を選択することであり、無分別にニーズに応えるものではない
- 効果的なマーケティングは顧客志向であって、売り手志向ではない
- マーケティング活動を長期的成功に導くためには、ターゲット顧客に絶えず満足を与え続ける必要がある
- 顧客満足を長期間にわたって維持するには、顧客との関係構築が必須
- 1.については営業活動を行うパートナーやデリバリー部隊との連携が重要ということです。どのような業界のどのようなクライアントと長期的に関係を築いていくのか。整合が重要になります。
- 2.ターゲットにした業界やクライアントのニーズ(必要性)とウォンツ(欲求)と需要の理解が重要になります。以下のようなニーズ、ウォンツ、需要を細部まで理解することでマーケティング戦略に必要な洞察につながります。基幹システム刷新や法制度改正に伴う業務プロセス改革などはニーズに近く、デジタルトランスフォーメーションのような戦略投資はウォンツに近いと言えるでしょう。
書籍では以下のようにニーズ、ウォンツ、需要の定義や例が紹介されています。
- ニーズ
- 身体的ニーズ(例:食料や衣服、暖房など)
- 社会的ニーズ(例:何かに参加したい、誰かを愛したい)
- 個人的ニーズ(例:自己実現)
- ウォンツ
- 文化的背景や個人的特性に応じてニーズが形をとったもの
- 払える大家に見合った最高の価値と満足を提供してくれるもの
- 需要
- ウォンツに購買力が備わったもの
3. 交換は必要なものやサービスを他から得るために何かを提供する行為です。あるいは、何か価値あるものを与えて別の価値あるものを手に入れることでもあります。
4. いかなる総合ファームといえど、提供できない業種やクライアントは特定しておくことが重要です。無分別にニーズに応えようとすることはマーケティングコストの増大や、デリバリーリスクにつながります。
5. は付け加えることがありません
6. はマーケティングの長期的成功には、顧客の期待を超えるサービス提供が重要である点。
7. は顧客満足を長期間にわたって維持するためには、クライアントとのリレーション構築が重要で、そのためにも公正価格で高品質なサービス提供が必要になります。
マーケティング活動を効果的に行い成果を上げるには、局所的に行うのではなく、包括的なプログラムとして取り組むことが重要ということがよくわかりました。
終わりに
100日読書を初めて7日が経ち、少しずつペースができてきました。良い週末をお過ごしください。
では、また明日。