M1グランプリ再視聴して感じた大会の意義と10年縛りの意味

2004年と2007年のM1グランプリのDVDを久々に観ました。この2本にした理由はアンタッチャブルとサンドウィッチマンをみたかったからです。

アンタッチャブル

若い方だとピンで出演しているザキヤマを知っていても、相方の柴田を知らない方も多いのかもしれません。横山やすしを彷彿とさせる(というほどやっさんを知りませんし、やすきよなんてもっと知らないかもしれません)キレッキレの突っ込みは久々にみても本当に気持ちよいです。コント番組リチャードホールでやってたパンダPとかまた見たいです。

アンタッチャブルとアンジャッシュ。名前は似てるけどコテコテで面白いのがアンタッチャブル。勘違いコントを筆頭に、よくできてるなーと思わせてくれるのがアンジャッシュです。佐々木希と結婚した渡部も、すっかりヨガが板についてきた児嶋も2人のほうがよく見る感じですね。

サンドウィッチマン

サンドウィッチマンの漫才は記憶に違わずすごく面白かったです。ほんとなぜ敗者復活枠だったのか疑問なくらいです。わかりやすい話でこれだけ面白いのだからやっぱり魅せ方なのかなと思います。

優勝以外は忘れられてしまうと言いますが、トータルテンボスとキングコングも相当面白かったです。どちらも10年目で背水の陣で臨んだ迫力もあり、感動しました。千鳥結構好きだったんですけど8位でしたね。納まり悪かったからでしょうか、残念。

漫才界の技術向上のための場づくりと諦めのための仕組みづくり

審査員や基準とか課題はあるのかもしれませんが漫才を極めて芸人がデビューする道筋をつくった島田紳助はあらためてすごいなと思います。芸歴10年以内という縛りをつくったのも、すごいですね。

10年目にして優勝を勝ち取ったますだおかだやアンタッチャブル、10年目まで決勝出場しつつも優勝を逃したタカアンドトシや、トータルテンボス、キングコング。頂点や芸能界を目指し続けてしまうのを懸念し、諦めるための道筋を用意したのはすごいですね。初回でも1,603組、節目になった2010年は4,835組が出場していたわけですから、決勝に出る一握り以外も含めた仕組みづくりに驚きます。

てな10年縛りの意図が紳竜の研究で触れられていたと思います。もう忘れてしまったのでまた再視聴してみたいです。

 

このブログを書いている人
電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。 新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営