マーケティングプログラム策定時に最初にインプットしたい情報(5分読書#22)

マーケティングプログラム策定時に最初にインプットしたい情報(5分読書#22)

こんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。

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マーケティングに詳しい人が「正解は顧客に聞け」と言っていました。

自分の届けたい気持ちも大事だけど、お客様が欲しいかどうかはもっと大事ですし、欲しくないものを届けたくはありませんよね。

また、お客さんが今の時点で欲しいと気づいてないこともあります。むしろその場合のほうが多い。

お客さんにサービスの存在を知ってもらって、本当に必要かどうかを見極める検討のながれにのせてもらう。

そういう届け方をするためにも、顧客を知るリサーチは大事ですね。

本記事では、「コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング」における12のキーポイントの3つめである「知は力」を紹介します。

この記事の内容プロフェッショナル・サービスのマーケティングプログラム策定最初の打ち手は顧客を知ること

コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング


「コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング」の2章にある12のキーポイント。

今日は3つ目。「知は力なり」。お客さんのことを知ってこそ、効果的なマーケティングができるというものです。

マーケティングをやるとなると、カタログやホームページの作成に最初に目がいきがちですが、

それより大事にしたいのが、

  • 読み手が誰か
  • 読み手にとって重要なポイントが何か
  • 読み手がサービスを選ぶ基準は何か

などです。

このあたり詳しくは第5章「マーケティング情報の収集と活用」で説明があります。

この情報収集のためのリサーチ・プロセスは、以下の通りです。

  1. 調査目的と問題点の明確化
  2. 探求調査
    1. 二次データの分析
  3. 一次データの収集
    1. 観察調査
    2. 定性インタビュー
    3. サーベイ・リサーチ
  4. データ分析と報告書の作成

企業でマーケティングプログラムを考えていく時には、こうしたステップが参考になりますね。

もちろん個人で商品やサービスをつくったり広めたい時にも、小さくリサーチを始めることをおすすめします。お客様になってほしい人にみてもらってコメントをもらったり、これまでにサービスを受けてくれた人にアンケートで回答をもらったりする方法があります。

▼お客様の声を取り入れつつ小さくプロダクトやサービスを立ち上げていくのには、リーン・スタートアップおすすめです。個人的には本家よりも実践版のほうが具体的なやり方がのっているので使いやすいです。

終わりに

STAY HOMEなGW、ゆったり過ごしています。

ちょうど1年前はプリンフェスで食べ比べをしました。

▼記事で紹介している漢(おとこ)プリンは、宮崎県のプリンですが、ネット注文で取り寄せて食べたこともあります。もしよければ食べてみてください。

プリンフェス2019で買った全国のプリン食べ比べ

では、また明日。

プロフェッショナルサービスの戦略マーケティング計画(5分読書#24)

このブログを書いている人
電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。 新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営