ティール組織で紹介された12組織のリスト / 仮の締切設定 (5分読書#11)

ティール組織で紹介された12組織のリスト / 仮の締切設定  (5分読書#11)

うさぼう(@usabo_tweet)です。

今日も1冊を5分ずつ読み進めます。

ティール組織の成功例である12組織

今日読んでいるところは、p93の「調査対象となった組織の特徴」。この12の組織は後の章で折に触れて紹介されますので、表としてまとめておきます。著者が世界中の組織を2年半にわたり調査し見つけたものです。12組織の中には営利、非営利どちらの組織も含まれており、規模も大小様々です。業種も小売、メーカー、エネルギー、食品、教育、医療など多岐にわたります。

企業名業種地域人数営利/非営利
AESエネルギーグローバル従業員40,000人営利企業
BSO/オリジンITコンサルティンググローバル従業員10,000人(1996年時点)営利企業
ビュートゾルフヘルスケアオランダ従業員7,000人非営利組織
ESBZESBZ学校(第7〜12学年)ドイツ生徒数1,500名と職員、保護者非営利組織
FAVI金属メーカーフランス従業員500名営利企業
ハイリゲンフェルトメンタルヘルス病院ドイツ従業員600名営利企業
ホラクラシー組織運営モデル
モーニング・スター食品加工米国従業員400〜2400名営利企業
パタゴニアアパレル米国従業員1350名営利企業
RHD人事米国従業員4000名非営利組織
サウンズ・トゥルーメディア米国従業員90名と犬20匹営利企業
サン・ハイドローリックス油圧部品グローバル従業員900名営利企業

明日ももう少しこの12社についてを読み進めます。

コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング

第1章「プロフェッショナル・サービスのためのマーケティング」を読んでいます。今日は「プロフェッショナル・サービスのマーケティングに特有な10の問題点」の部分を読みました。

  1. 第三者に対する説明責任
  2. クライアントの不安
  3. 経験の重要度
  4. 差別化の難しさ
  5. 品質管理の維持
  6. サービス提供者による販売活動
  7. 専門家がマーケティングにあてる時間
  8. 消極的になりがちなマーケティング活動
  9. 広告に対する葛藤
  10. マーケティングについての知識不足

1.プロフェッショナル・サービスのマーケティングにおいては、顧客だけでなく出資者や政府規制当局、同業者といった第三者にも同時に説明責任を負う点。

2. サービスが無形であるがゆえに質の評価が難しい点。

3. 顧客の選択基準に経験があるため、経験を示さなければ顧客を獲得しづらい点。

4. サービスは差別化が難しい。例として会計監査や不動産所有権調査、眼科検査。

5. サービスは生産ラインにのって作られるものではないので、サンプルを採って統計的に品質をチェックすることができない。

明日も引き続き、「プロフェッショナル・サービスのマーケティングに特有な10の問題点」を読みます。

要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑

こちらの本は既に通読はしているものの、仕事のTipsとして取り入れるべくこまめに再読しています。

CHAPTER2-5では締切が苦手な人向けに、「仮」の締切を設定するコツが紹介されています。

仮でも設定する効果があるのは、

  • 自分なりに作業の手順を詳細化できていること
  • その「仮の」締切は状況の変化によって変えられる安心があること

です。手順化してない中でいくら設定しても後で振り返ったり改善に活かすことができません。

また、いくら仮と言ってもそれを変更することにエネルギーを使うようでは効果よりも負担が上回ってしまいます。

私も締切を設定しないことで急な作業組み換えであたふたりしたり、厳しい締切を約束してしまい困った経験があります。

練習すると「締切」はうまくなる、はそのとおりだと思いますのでピンときた方は試してみてください。

終わりに

では、また明日。

ティール組織例の追加とサービスマーケ特有の問題点 (5分読書#12)

このブログを書いている人
電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。 新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営