本ブログのデータ移行カテゴリで公開している記事を紹介します。以下の章立てで構成される本を出版しますので、それに沿って、公開済みの記事リンクを一覧します。
はじめに
第1部 データ移行の全体像と計画
1章データ移行タスクの全体像
1章ではデータ移行タスクの全体像を描きます。引っ越し作業に例えることでデータ移行になじみがない人にもイメージを膨らませられるようにしました。
2章データ移行要件定義
2章では移行要件定義タスクを詳細化します。アプリケーションの要件定義とは異なり、移行方式やデータクレンジング、データ検証などの要件も定義を行うのが特徴です。
第2部 データ移行の準備
3章データ移行設計
3章では要件定義に基づいた移行ツールの設計を詳細化します。項目レベルで現新のマッピングを行い、必要な変換や検証の処理を設計します。このタイミングで、移行データの投入順やツールの実行順も設計を行います。
4章 データ移行プログラム開発
4章では設計に基づいた移行ツール開発を詳細化します。移行ツールは一回だけ使うものと誤解せず、共通化や汎用化を心がけて作ります。
5章 データ移行テスト
5章では移行テストについてです。移行ツールが設計通りに動くかどうか以外に、処理時間がかかりすぎないかや、移行データ品質についても評価を行います。
6章 データ移行リハーサル
6章では移行リハーサルについて紹介します。テストをより本番に近い形で行い、検証と合わせて習熟を図っていくのが特徴です。
第3部 本番データ移行とその後
7章 本番データ移行
7章では本番移行実施の注意点です。これまで設計しリハーサルしてきたものを実行するのみですが、いざという時のためのコンティンジェンシープランの確立が必要です。
8章 データ不備発生時の修復対応
8章ではデータ移行後に不備が見つかった場合の対応です。稼働後は移行データに更新もかかるため、帳消しにして再移行するのも簡単ではありません。対象箇所のみ修復する工夫を紹介します。
9章 組織変更時のデータ移行対応
9章では稼働後の定期的な組織変更について取り上げます。組織変更はマスタ変更のみでは済まずデータ洗い替えも伴うことが多いです。新システムで考慮し切れない点も含めて説明します。
その他(本には未収録の記事です)
上記内容を盛り込んだ本を出版します
実は、上記章立てで構成される本を出版予定です。詳細お伝えできる段階になればあらためて投稿します。
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