元外資系コンサルのガラクタ箱

データ移行チームが健全な睡眠をとるための3つの方法

データ移行チームはシステム開発プロジェクトの中でも睡眠不足になりやすいチームです。いろいろな理由はありますが、生産性が下がったり、健康を害してはいけません。

本記事では、健全な睡眠をとるために心がけたいことを紹介します。

早めにジョブ設計

移行プログラムは日々のインターフェースプログラムと異なり、最悪手で実行しても構いません。これがPMの誤解を生む元になります。稼働後は使わないかもしれませんが、本番移行までは何度も何度も実行するのです。

そのため、極力手作業を含まずに実行できるようにすべきです。プログラムの工夫と、可能ならインターフェース同様にジョブスケジューラに登録させてもらうのがお勧めです。

交代体制をつくること

プログラムを作った本人しか実行できない状態は早く脱しておきたいです。計画がしっかりしていて移行手順書作成が組まれていればいいですが、余裕がない場合はずるずると代わりがいないまま続いてしまいます。仮に2人だとしてもお互いのプログラムは実行できるようテストやリハーサルで交代を試しておくことをお勧めします。

こまめな睡眠確保

本番さながらのリハーサルでは夜間も使って実行することもあります。シャワーだけ浴びてすぐ出勤、ということもありえるかもしれません。最後の手段です。電車、タクシーなどとにかくこまめな睡眠を心がけましょう。

項目定義をしっかり確認。商品マスタを移行する時の注意点

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

カテゴリー

モバイルバージョンを終了