川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムに小学2年生の息子と行ってきました。4年ぶり、2回目です。前回に比べると息子のドラ好き度が格段に増しており、3時間半たっぷり見て回りましたが、あっという間でした。
ドラえもんミュージアムの愛称もあるこの博物館には、藤子・F・不二雄先生の作品がたくさん紹介されています。アンパンマンミュージアムのような遊び場としての要素は少ないですが、マンガやテレビで藤子作品に触れたことのある方なら、親子でその世界観を楽しめる博物館です。
最初に、簡単に藤子不二雄から振り返ります。
藤子不二雄とは
藤子 不二雄(ふじこ ふじお)は、本名 藤本弘(のちのペンネーム 藤子・F・不二雄)と安孫子素雄(同 藤子不二雄Ⓐ)の共同ペンネームです。2人は小学生時代の同級生。2人で話を考え2人で絵を描いていましたが、互いの作風に変化が出てきたのちは別々に作品を執筆しつつも、それぞれが共通の「藤子不二雄」名義で発表していたそうです。1987年のコンビ解消後は上記それぞれのペンネームを名乗りコンビ解消前作品の多くがそれぞれの名義に改められました。
(Wikipedia藤子不二雄ページをもとに要約)
藤子・F・不二雄の代表作品
藤子・F・不二雄ミュージアムは、藤本弘先生の作品が展示されています。代表作品は、以下の通りです。
- 『ドラえもん』
- 『パーマン』
- 『キテレツ大百科』
- 『エスパー魔美』
- 『21エモン』
- 『オバケのQ太郎』(共作)
館内施設のみどころ
館内施設のみどころを進路順に沿って紹介します。
1F(撮影禁止)
- 展示室1(常設展会場)
- 先生の部屋
- 展示室2(企画展会場)
入ってすぐに行列ができているかもしれません。「まんがができるまで」のアニメーション説明があるので、はじめての方はまずご覧になることをお勧めします。
原画と道具などの模型はおはなしデンワ(音声ガイド、受付で入手)を聴きながらだとより楽しめます。子供向けのガイドにはクイズもついており、キーワードを集めると、出口でプレゼントがもらえます。
先生の部屋が魅力的です。息子も一番のお気に入りでした。SFや西部劇など先生が好きだったものをぎゅっと詰め込んだ部屋で数々の名作が生まれたかと思うと胸が熱くなります。吹き抜けで続く本棚も魅力的です。
展示室2は企画展の会場です。今回はコロコロコミック40周年の展示でした。創刊からの全ての背表紙が並んでおり、自身が読んでいた頃の背表紙を探してみましたが、どれだかわかりませんでした。歴代の大長編とコロコロの展示は大変興味深かったです。
2F(撮影禁止)
- どうぶつたちの部屋
- 先生のにちようび
2F(ここから撮影可)
- きこりのいずみ
- みんなのひろば
- まんがコーナー
- キッズスペース(幼児のみ)
- Fシアター(10分程度のミニムービーを楽しめます。今回はドラえもん&ウメ星デンカでした)
きこりの泉では、レバーを上下させることで男前ジャイアンを見ることができます。
待機中のジャイアン。
みんなのひろばの壁には数々のシーンが描かれています。コエカタマリンでワの字が移動に快適だと気づくのび太。
まんがコーナーには藤子・F・不二雄先生の名作が勢ぞろい。座ったり寝転んだりしながらまんがを読むことができます。息子も実はここが一番楽しかったとか。
そこにいるドラえもん。
ちゃんとページもマンガが載っています。
その他(撮影可能)
- はらっぱ(屋上)
- ギフトコーナー「藤子屋」(屋上)
- ミュージアムカフェ(3F)
- ミュージアムショップ(1F)
屋上のはらっぱには、空き地の土管があります。子どもは実際に入ることもできます。
お昼寝中のパーマンとブービー。
ギフトコーナー(屋上)には、暗記パンラスクなど楽しいお土産がたくさんあります。
ミュージアムカフェでは、藤子先生が好んで飲まれていたミルクセーキを頼んでみました。
藤子・F・不二雄ミュージアムについて
最新情報は、公式サイトを確認ください
チケット購入(ローソンにて)
日時指定の完全予約制。入館時間は10時、12時、14時、16時の1日4回(入れ替え制ではありません)。現地ではチケットを販売していないので注意下さい。
開館時間・アクセス
開館時間10:00~18:00 休館日 毎週火曜日、年末年始
交通:小田急線およびJR南武線登戸駅より川崎市バスによる直行便が運行
駐車場について
ミュージアムには駐車場がないため、周辺の駐車場を利用する必要があります。
今回、以下サイトを参考にして「向ヶ丘パーキングNO.2」を利用しました。たしかに1時間200円と安かったのですが、徒歩10分程度。もう少し近場から探せばよかったなとは思いました。
ナビタイムのリンク藤子・F・不二雄ミュージアム周辺の駐車場にもあるもので近場から探していくのをお勧めします。ただし、駐車場から歩きながら見たところほとんどの駐車場が満席になっていたので、割り切ってある程度遠めからあたるのもひとつの手かもしれません。