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映画ドラえもんのび太の月面探査記の感想

『のび太の月面探査記』を観てきました。公式サイトはこちら

2019年3月1日公開で、映画ドラえもんシリーズ通算第39作。監督は八鍬新之介(やくわしんのすけ)。脚本は直木賞作家の辻村深月(つじむらみづき)。ゲスト声優には広瀬アリス、柳楽優弥、吉田鋼太郎、ドラえもん大好き芸人でおなじみのサバンナ高橋茂雄、そしてロッチの中岡創一が起用されています。

あらすじ

映画の舞台は月。お月見の季節である秋の日、月面探査機がとらえた白い影のニュースで教室は大さわぎ。

「正体は、月のウサギだ!」というのび太の主張は笑われ、「異説クラブメンバーズバッジ」を使うことに。

これは自分たちの信じる世界を見られるひみつ道具。のび太が信じた世界は「月の裏には空気があって、生き物が住める!」

ウサギ王国を作るのび太とドラえもん、そしてやって来る転校生ルカ。

感想

藤子F先生のSF(=少し不思議)が大事にされている作品だなと感じました。

今天動説を信じる人はいないけど、今信じられてることが全て正しいとは限らない。

異説と言われていても信じ続け、科学的に認められ定説となった考えもあります。

定番で安心のドラ世界で自由な発想や大事にしたいものを子供にも育んでほしいなと思いました。

子供たちと観に行くようになったのは、ひみつ道具博物館からですのでもう7年目になります。

子供が観に行きたいという限り、一緒に楽しみたいです。

想像力は破壊を生み出すのか、それとも人への思いやりで、それを諦めた時に破壊が生まれるのか。

一緒に映画を観ていても息子と私では異なる着眼点。こうした話ができるようになる日も楽しみにしています。

のび太「友達が悲しい時には自分も悲しいし、嬉しい時は一緒に喜ぶ。ただ友達っていうそれだけで、助けていい理由にだってなる。」

ちょっと使われすぎな感もある、結婚前夜でしずかちゃんのパパが言った名言に絡むアレです。

また、限られた命を手放したルカ達の想い。

終わりに

去年の「のび太の宝島」が大人を泣かせに来てる威力がすごかったので、今年は子供の楽しめる映画に戻ったかな、という印象はありました。しかし、感想のところでいろいろ書いていると、辻村さんが盛り込んだ多くの深いテーマが見えてきて考えされられます。

それにしても、脚本、監督、声優の皆さんにアラフォー同世代の顔ぶれが並び、同時期の子供の頃にドラえもんを楽しんだ人たちの手で新しい映画が生み出されているかと思うと感慨深いです。

映画館の駅までのサイネージがずるい感じでした。

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mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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