という記事の続きで、講演用資料の作成をしています。講演者もコンテンツも別の方ですので、資料が社内フォーマットに則りかつ、わかりやすいものになっていることがゴールです。
講演を通じて伝えたいことを理解する
期間も限られているためいかに効率よく資料を手直しするかに注意が向かってしまいますが、焦りは禁物です。
まずは、講演を通じて伝えたいことを自分なりに理解できているかチェックしてみてください。
さらにはそれが聴衆の聴きたいことに合っているかもみていきたいですが、おそらく講演者ほどには伝えたいことが理解できていないのではないでしょうか。
仮に事前に内容について説明を受けていても、個々のページを読むと、理解できない用語や数字の根拠、データ間の整合など自分で説明できない点がたくさん出てきます。
手直しに入る前に、これらの説明できない点を一つひとつつぶしていくことが大切です。
伝えたいことを自分の言葉にしてみる
ある章を理解できたら、章の各ページのヘッドラインメッセージを自分の言葉にしてみます。
そのまま使えるページもあるかもしれませんが、伝えたいメッセージではなく「現状調査」などのタイトルになっている場合もあります。
そういったページは現状調査についてそのページで語られている内容を簡潔に文章化します。
自分の言葉といいつつも好き勝手書くのではありません。個々のページで講演者が伝えたいことを把握した上で、統一された文体で簡潔に伝えたい内容を言葉にします。
これはなかなか骨の折れる、難しい作業です。
終わりに
ここまでできれば今度は各ページの本文や使われているグラフ、図、絵などがメッセージを説明するのに過不足ないかをチェックしていきます。
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