元外資系コンサルのガラクタ箱

ピロリ菌検査に至るまでのいきさつと除菌の体験談

先日、ピロリ菌の除菌療法を受けました。

除菌の成否は4週間以上経過してからわかるようなので検査の予約だけした状況です。

ピロリ菌が胃の中にいる人は胃がんになりやすい、という程度しか知りませんでした。

検査のきっかけ

区が自己負担800円で検査してくれる、というので受けてみたのがきっかけです。

胃がんリスク(ABC)検査は、
ピロリ菌感染の有無を調べる検査(ピロリ菌抗体検査)と、
胃粘膜の萎縮の状態を調べる検査(ペプシノゲン検査)で、
将来胃がんになりやすいかどうかを判定する採血検査です。

この検査の結果が、「ピロリ菌がいるかどうかはわからないが、胃粘膜の萎縮はある」ということでした。

ので、「定期健診の内視鏡検査で萎縮性胃炎と診断されたら、検査を受けてください」というのにもとづいて、ピロリ菌の検査を受けました。

ピロリ菌がいるかどうかを検査する方法

ピロリ菌の検査には、内視鏡を使う方法と内視鏡を使わない方法があるそうです。参考記事:検査から除菌まで | 除菌療法を受ける前に | ピロリ菌のお話.jp

以下のような分類になるみたいです。

ピロリ菌が尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する性質を利用するという点は、迅速ウレアーゼ試験と尿素呼気試験で同じみたいです。

私の場合は胃カメラの検査中に染色してたので鏡検法というやり方のようです。で、除菌できたかの検査は尿素呼気試験で行う予定です。

1回で除菌が成功する確率は約75%と言われているので、都度内視鏡検査するのは大変なので助かります。

除菌方法は1週間薬を飲み続ける

除菌には、2種類の「抗菌薬」と1種類の「胃酸の分泌を抑える薬」の3剤を同時に1日2回、7日間服用します。

なので下の写真のようなお薬パックを渡されて、飲み続けることになります。

ピロリ菌に限った話じゃなく、抗生剤を飲む場合には、途中で辞めてしまうと耐性を持った菌が現れることがあるので、忘れずに飲み切ることは重要です。

それにしても飲み忘れや飲み間違いがないように、ちゃんとパッケージ化されてるのはありがたいです。

あとは除菌療法の間はアルコールの摂取を避けるよう指示があります。

除菌時の副作用について

副作用として

があるとのことですが、幸い私は副作用はほぼ感じることなく薬を飲み切れました。

おわりに

ホリエモンこと堀江貴文さんが健康の結論という本の中で、「予防できるがん」で亡くなってしまう人が多すぎると書かれていたのが印象に残っています。40代半ばで、しかも区の検査によるかなり受け身な除菌でしたが、この記事が誰かの役に立てば幸いです。

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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