「半歩先を照らすためにしっかり両足で立つこと」という記事の続きです。
このブログを読んで下さっている方は、きっと最初、何かに困って訪問頂いたと思います。
例えば、
- データ移行チームにアサインされたけどノウハウがなくって困っている
- ゲオでレンタルしたブルーレイやDVDが延滞にならないか心配している
- 外資系コンサルの仕事をしていたり興味があるがなんとなく悩んでいる
などなど。
そういう方にはこのシリーズ記事は「?」かもしれません。
半歩先を照らすことを明文化したのは2日前のことです。しかし、今のブログには350を越える記事があります。これらの記事は、一貫して読んで下さる方の半歩先を照らし続けてきました。
読後感として、「なんかすごい発想とか考え方を知ったなー、でも自分には無理だな」とか、
「この人すごいなー、それにひきかえ自分は..」みたいなことを抱くことはあまりないと思います。
一方で、データ移行とか他システム連携のインターフェースの設計や開発に関わる方には、おそらくいろいろと気になる記事があるでしょうし、データ移行については本も出版しています。
その一つ一つは、自身が関わる設計や開発において直面しそうな課題に対する体験やノウハウばかり。
それは、僕に書くことができて(すこし大きく言うと僕にしか書けなくて)かつ、検索でたどり着いた人が欲しい記事(というか内容)です。
これを踏まえて、僕がブログを読んでくれる人の半歩先を照らす理由をまとめてみると以下のようになります。
- 自分もあまり先が見えていない。
- 照らしすぎても居心地が悪い
- 半歩先だと進んでいる実感が得られやすい
自分自身があまり先のことを見通せるタイプではないのがあります。本当は先を見通したビジョンとか描けるといいのかもしれません。でもそれは自分にはできない。でも近くだったら見ることができて、それを書くことはできます。
半歩先以外も照らす光はまぶしすぎることがあります。特に何かに困っているとき、悩んでいるときは足もとまってしまいがちです。そういう時にまぶしすぎる光に追いかけられる感覚は僕は苦手です。記事を読む人が何かを感じて一歩踏み出すまではあまり先を照らしすぎないのもいいのかなと思います。
3つ目に、半歩先を照らしているとそこまで到達したことを実感しやすいです。なぜならその先は少し暗いから。一歩進んで違った景色が見えるようになったらまた次を照らす。この繰り返しは自分の足で前に進んでいる実感や自信につながります。
はい。記事を書く前にはそんなこと考えてなかったのに、半歩先を照らす理由ができあがりました。
みなさんの半歩先はどんなところですか?
「読者の半歩先を照らすようなブログ」の記事より再掲。
- 会社員として社内で提供できる自分の価値を増やしていきたい。
- 今は会社員として社内のみに価値を提供しているが、今後社外にも広げていきたい。
- 個人事業主にもなれる選択肢を持ちたい。…でも、自分が居る環境でやるべきことをやり切れてない、活躍し切れてないと感じている。
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