元外資系コンサルのガラクタ箱

大規模災害の後に起こることと企業勤めの自分にできること

台風19号が過ぎていきました。

幸い自宅に被害はありませんでした。

テレビを見ていると昨日はひたすら被害状況の共有と警報、今日も引き続き状況共有と少しずつ対策に関する話題が始まっています。

連休明けには仕事も再開しますので、少しこれからどんなことが起こるのか、自分に何ができるのか考えてみたいと思います。

これから起こること

東日本大震災の時に所属していたファームで整理されていたのでその枠組みを参考にします。

企業は通常通りの業務は難しく生産能力は低下します。供給が低下する一方で、消費者の心理も変わり想定外の需要が増えたり通常の需要が減少したりします。

今回の台風の影響として大きなのは電力供給の不足です。停電の影響は通信環境にも及びます。インターネット回線に影響するとテレビ配信への影響も否めません。

交通の影響も続きますし、生活面での影響があるため人材の不足にもつながります。

企業がとれる緊急対策と抜本対策

身の回りの安全や最低限の生活の目途がついたら、私たちに何ができるでしょうか。

企業の動きは当面の緊急対策と抜本対枠に分かれます。

緊急対策

復旧活動が目立ちますが、これまでの業務をどう変更するか、取り組み中の施策に関して止めたり優先度を下げたりなど優先順位の変更をかけることになります。混乱をおさえつついかにして復旧を進めていくかが緊急対策のポイントになるかと思います。

抜本対策

私の場合はプロフェッショナルファームに勤めているため、おそらくクライアントの被災状況を確認しつつ、変革要因を分析し、優先付けや対策立案を行うことになっていくでしょう。

私たちにできること

私の場合、テレビやネットで情報を摂取していても不安ばかりが増幅されてしまいます。

政治家や評論家がインフラ整備が重要と唱えるものを聞いても、ダム放水の判断の是非について聞くのも何もポジティブな感情を生みません。

身近な家族や友人を守るその先には、ボランティアや寄付が思いつきますがやっぱり遠い。

それよりは、もう少し自分にできることと結びつけられればと思うんですよね。例えば以下。

皆さんはどのようなアイデアが思いつきますか?何を実行していきますか?

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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