元外資系コンサルのガラクタ箱

4万人の電力会社でも実現可能なティール組織の自主経営(5分読書#29)

こんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。

ティール組織を読み進めていると、そのフラットで自由な動き方は少人数でこそ可能なのかなと感じます。

しかし、サン・ハイドローリックスというグローバル展開する油圧部品の会社は従業員900人、さらに今日紹介するAES(アプライド・エナジー・サービス)では、従業員が4万人です。

数万人規模でもティール組織の自主経営(セルフマネジメント)は通用するようです。

ティール組織

AESは、世界に12の発電所を持つエネルギー供給会社です。本社はバージニア州のアーリントン。

1982年に設立されたこの会社は、2000年時点で従業員が4万人になり、31か国で事業を展開しています。

こんな大規模組織、しかも発電所や送電網を提供する基幹産業でもティール組織の自主経営が展開されているから驚きです。

創業者のデニス・W・バーキは、言います。

個人の責任を大きくすればするほど、業務改善の余地が大きくなる。
そして何よりも、そうすれば仕事がとても楽しくなるのです。

自主経営に任されてる範囲は多岐にわたります。ふだん石炭を扱っている人にも、財務アドバイザーに相談しながら一定範囲内の投資商品を担当することもあるそうです。

こうした運営によって従業員が大きく変わったとのことで、大変興味深いです。

終わりに

ティール組織、興味深いですね。

では、また明日。

商品とサービスの価格設定での違い(5分読書#30)

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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