元外資系コンサルのガラクタ箱

進化型パラダイムが超える対立/ サービスマーケティングの7P(5分読書#8)

うさぼう(@usabo_tweet)です。

1日5分読書を始めて8日目、2回目の月曜日です。

ゆるやかですが少しずつ今日も読み進めていきます。

ティール組織

今日読んでいるところは、p78の「理性の先の知恵」。

達成型(オレンジ)では合理性が重視されますが、結果へのこだわりが現実を見る能力を曇らせることにもつながります。複雑な判断のために情報が山積みされるとたしかに情報を見落としがちになるのはわかります。

多元型(グリーン)は合理的に推論する左脳的なアプローチに加えて右脳的な感情を重視します。

進化型(ティール)は知ることについてのあらゆる領域を積極的に利用するそうです。

AまたはBというAとBを対立した見方から、AもBもという互いを必要とする要素ととらえる思考です。

このあたりの両立が進化型パラダイムに達すると見えてくるようです。

明日は「全体性に向けた努力」から読み進めます。

コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング

第1章「プロフェッショナル・サービスのためのマーケティング」を読んでいます。今日は「マーケティング・マネジメント」の部分を読みました。

マーケティングとは、顧客のニーズやウォンツを満たすサービスを創り、価値と満足を与えられるような方法でサービスを顧客と交換すること。

これはダイヤル錠のようなものだと書かれています。ダイヤル錠をはずすのに3つの番号の組み合わせを知っている必要があるということです。

マーケティングにおける変数は7つあるとされています。

  1. 製品(Product)
  2. 価格(Price)
  3. 流通(Place)
  4. プロモーション(Promotion)
  5. 物的証拠(Physical evidence)
  6. プロセス(Process)
  7. 人(People)

有名なのは前半4つで、マーケティングの4Pという言葉を聞いたことある方もいらっしゃると思います。

物的証拠は、事務所の入っている建物や立地などが例にあげられます。無形財を扱う経営コンサルティング会社や法律事務所にとって、求めるサービスの質を見極める手がかりになるためです。プラスチック材の椅子がオフィスで使われていたり、雑誌が乱雑に置かれている姿も信頼やイメージを損ねることにつながります。

終わりに

今週もいい1週間になりますよう。

では、また明日。

5分読書#9 ティール組織は判断と寛容を両立する/サービスマーケティングの製品マーケティングとの違い

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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