1日5分読書の3日目です。5分なのがハードルが低くて、いい感じに続けられています。
ティール組織
ティール組織、今日はp72までを読みました。
第Ⅰ部 歴史と進化の第2章 「発達段階について」の中の
- 発達段階を組織に当てはめる
- リーダーシップ
の2つの項目です。
前半では、発達段階(オレンジやグリーンといった色)を組織に当てはめるときに単純化しすぎないように注意が必要と言っています。
組織全体としては主となる色があるにしても、そこには様々な段階の様々な人々が活動しています。大きな組織になると部門によって、地域によってかなり変わってくることも十分想像できます。どこが当てはまり、どこが当てはまらないのか明確にしていくことは大事ですね。
後半では、組織の発達段階を決める要因としてリーダーシップがあげられています。リーダーがどの段階の視点に立っているかが組織の性格には大きく関係し、リーダーの視点を超えて進化することはできないと言います。
リーダーの意識段階がグリーン(多元型)やティール(進化型)に近づき、周りの価値観を尊重できるようになってくると、メンバーの実力以上の能力を引き出し、リーダーだけではできなかったであろう結果を成し遂げることにつながる希望が生まれます。
明日は第3章の進化型を読んでいきます。
コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング
第1章「プロフェッショナル・サービスのためのマーケティング」を読み始めました。「マーケティングとは」の定義に先立って、プロフェッショナル・サービスを提供する専門家が近年直面している環境変化を概観しています。
- 法律や倫理綱領の改正
- 専門家の供給過多
- 異なる異種間のあいまいな境界線
- 専門家に対する不満の増大
- 技術の急速な変化
一つひとつを読んでいく前に、columnに目がいったので、今日はそちらを紹介します。
プロフェッショナル・サービスの起源は中世の法律家。当時うの法律家や聖職者、軍人は、肉体労働をせずに悠々自適の生活を送る特権を持ち、社会的に「働いている」と認めてもらい高い身分を得てジェントルマンとして暮らしていました。
16世紀にはここに医師や会計士が加わります。
彼らは労働者と区別できるような特質を身につけ、売りにしました。
競争しない、宣伝しない、利益を追わない、金のために働くのではなく、仕事のために兼ねを使う。
人に尽くすプロフェッショナル・サービスのほうが優れた仕事である (p2)
といった価値観を持ち、資格制度を設け新規参入を妨げ防衛を図ってきたとあります。
このように適者ならずとも生存できる市場になっていた専門職市場における5つの環境変化について明日読んでいきます。
columnのプロフェッショナリズムを見ていて思い出したのが波頭亮さんの「プロフェッショナル原論」です。
「プロフェッショナル」とは、高度な知識と技術によってクライアントの依頼を適えるインディペンデントな職業だ。業態はさまざまであっても、求められるのはたゆまぬ研鑽によって培われる技量であり、最高の結果を追求するこだわりである。
自宅で運動不足解消に役立つラジオ体操
突然ですが、自宅でラジオ体操をしています。1日の歩数が500歩未満がつい続いてしまいますので、外に出ない日にも軽い運動はできるように試しています。第1と第2を続けて行うと結構いい運動になります。
終わりに
こうやって1日に5分読んでいる内容で書いた記事を読むと、「自分もこれぐらいだったら続けてるなぁ」と感じることがあるかもしれません、いやきっとあります。
「これぐらいだったら」という気づきはいろいろな発想につながるので、この記事がきっかけて発信されたら教えてくださいね。こんなささいな記事もたくさんありますが、当ブログは公開済みの記事が現時点で393記事です。
400記事まであと7記事。
このようにあと少しでコンプリートできる目標が見つかるとやる気がでる効果を、物事をゲーム化するゲーミフィケーションの手法では「コレクション効果」や「エンダウド・プログレス効果」と言ったりします。
5分読書の記事を3日続けると、余談を書きたくなる程度にはブログエディターに向かうのが楽しくなってきました。
ではまた明日。