元外資系コンサルのガラクタ箱

自動車を3年間所有して150万円使って学んだことまとめ

2015年の3月に友人から車を譲り受けてから3年経ちました。本日、譲ってくれた友人に再び車を引き渡しました。

本記事では、この3年間で経験したことと、経験する機会がなかったことをまとめておきます。


幸い事故と違反は経験せず、売買以外はだいたい経験できたのがよかったです。

車を保有しているうちに経験したこと

経験しなかったこと

参考記事

業務プロセスの精度を上げる自身でのユーザ体験

車に興味がないがゆえに体験した、恥ずかしエピソード集

ハイオク推奨車であることを知らずにレギュラーを給油

まずは給油時にレギュラーガソリンを入れました。ハイオクオンリーと給油口に書いてあるにもかかわらず、です。

ガソリンスタンドで複数の店員さんに「レギュラーなんですね?」と聞き返され、おかしいなと気づきました。

カーナビの段階的な案内セリフに慣れるまで1年くらいかかった

「100メートル先、左方向です」「〇〇交差点、左方向です」などと2回予告があり、本当に直前には「左方向です」とシンプルに案内してくれます。

この法則に気づかず手前で曲がってしまったり、行き過ぎたりということを1年くらい繰り返していました。

慣れれば当たり前のことも、思いがけず苦労することもあることを学びました。

契約したい駐車場は不動産屋で探せることを知らなかった

自宅のマンションには空きがありませんでした。そこで近所で探すことになりましたが、そもそもどうやって駐車場の空きを探せばいいか見当つきませんでした。

同じマンションの方に教えてもらって初めて、町の不動産屋に聞く、という選択肢にたどり着きました。

家と同じく場所を借りるものなので不動産屋さんなのですね、納得しました。

大手ディーラーと町の整備店だとかなり値段が変わる

大手ディーラーは高いってのは頭でわかりつつも、知らない店を探すのが億劫で何かあるときは大手ディーラーを利用していました。

訪問すると、いい感じにコーヒー出してくれたり、修理した時の粗品などもくれたり(それがそのまま価格に含まれるわけですね)するので、高級品の職場っていいなーと感じてたら法定点検時に50万円の見積が出てきて目ん玉飛び出ちゃいました。

ぼられる、とまでは言わないにしても、買い換え推奨を前面に出す見積提案でした。

まあ、それが今回の手放す引き金になったことは否めません。

車検とは違う法定点検というのを誘われるがままにやって見積金額が高額でひるんで終了。

一個人としてはただのバカですが、企業でもコンサルにキャンペーン的に無料や数百万円で調査を依頼すると似たことはないでしょうか。

気持ちよく数ヶ月コンサルタントとセッションやったら目ん玉飛び出そうな高額な提案が出てきてひるんじゃう、といった例です。

私の場合、ビンテージのベースギターなら修理してでも使い続けますが、車にはそこまで愛着はありませんし、仮に事故でもおこしたら、命に関わります。他人を巻き込むリスクもあります。

そこまで考えると、いくら今時点で走り心地がよくても、修理してまで持つには値しないと急に腑に落ちてしまいました。

自動車にかかった諸経費

自動車にかかった諸経費は以下のとおりです。

ざっくり150万円くらいです。

終わりに

自動車は“所有”から”利用”そして”共用”の時代になっています。

アシスト機能も充実しますし、運転慣れない人でも、車を使う生活は変わらないでしょう。

今回の経験を踏まえて今後も自動車業界の仕事をしていきたいと思います。

手放した車のかわりには、カーシェアリングを試してみるつもりです。

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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