元外資系コンサルのガラクタ箱

古代アンデス文明展(~18年2月18日、国立科学博物館)

小2の息子と博物館をまわるのが楽しいです。

今年は東京上野にある国立科学博物館の年間リピーターズパスを購入し、毎月のように通ってきました。科学博物館は常設展も2つの館があり盛りだくさんなのですが、隣接する特別展も定期的に内容が変わるので楽しいです。

本記事では、2017年10月21日(土)~2018年2月18日(日)に開催されている特別展「古代アンデス文明展」を紹介します。

アンデス文明とは

アンデスとは南米大陸の西側に南北に長く伸びるアンデス山脈沿いの地域です。アンデス文明は、紀元前3000年ごろにおこり、16世紀にスペイン滅ぼされるまで独特な発展をとげました。

文字や車輪を発明しなかったのが4大文明(エジプト、メソポタミア、インダス、黄河)との大きな違いと言われていますが、キープという紐に結び目をつけて数を記述する方法が独特です。

単なる数字ではなく、言語情報を含んでいることが近年の研究で明らかになってきているようです。

アンデス文明はナスカの地上絵もそうですが、謎が多くて興味深いです。

古代アンデス文明展について

今回の展覧会は、アンデス世界を通史で総覧できるのが特徴のようです。

これまで1994年「黄金の都シカン発掘展」、1999年「黄金王国モチェ発掘展」、2006年「世界遺産ナスカ展」、2009年「シカン展」、2012年「インカ帝国展」とアンデスをテーマに扱った個別の展覧会の集大成のようですね。

展覧会の構成

展覧会は時代の古い順に10の文化を辿っていく形になります。

ひとくくりにアンデス文明といっても、ナスカの地上絵とマチュピチュ遺跡だけでなく、多様な文明が栄えていたのを知ることができます。

展覧会の写真

大半の展示が撮影OKなのが嬉しいです。

文明展のオープニングを飾ったのはワリ文化で発掘された、「土製のリャマ像」です。

ラマはアンデス地方で主要な輸送用動物として利用されたそうです。
耐久力があり、海抜4000m程の高地でも、自分の体重の30%程の重さの荷物を1日に25kmも運ぶことができると言われています。

肉は食用に利用され、毛は織物やロープ、皮下脂肪はローソク、糞が燃料として利用されるなど文明を支えた動物のようです。

▼土製のリャマ像

▼神殿の上に作られた神殿の模式図です。地下のほうがコトシュ移籍らしく、交差した手が飾られています。宗教的な意味合いなどアンデス文明はわかりづらいものもありますね。

▼インカ帝国のチャチャポヤス地方で使われたキープです。税金として集めた食糧や織物の出入りの記録に使っていたそうです。

おわりに

第二会場(特別展の第二会場というのは大半がグッズ売場ではあるのですが)で絶景として有名なウユニ塩湖をゲーム的に体感できるVRがあったのでやってみました。絶景を味わいたい方にはお勧めしませんが、前に年齢制限でVRを体験できなかった息子の初チャレンジとして試してみました。塩湖の日の出から日の入りまでの変化を楽しみつつ、最後にアイテムを手に取ってみる(以下リンクはその時の結果です)、というシンプルな体験です。

http://vr-uyuni.com/3d46c4c7

夏休みに行った深海展は混雑がひどくてうんざりだったのですが、アンデス展はうってかわってゆったりとじっくり見てまわることができました。同じ上野恩賜公園内にある、上野の森美術館で開催されている怖い絵展は帰りの18時時点でも90分待ちでした。

 

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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