国立新美術館(東京・六本木、2017/11/11~12/18)で開催されている、「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」に行ってきました。
映画「君の名は」といえば2016年に公開され、国内で1900万人を動員した大ヒット作です。その新海誠監督の15年の足跡を原画、設定、絵コンテなど盛りだくさんでたどることができる展覧会でした。
「君の名は」で新海誠を知り、「君の名は」すら一度劇場で見たっきりのシロウトな私でしたが、とても楽しい時間を過ごせました。この展覧会をきっかけに他の作品も観てみようと思いました。
新海誠監督の映画や世界観が好きな方はもちろんのこと、「君の名は」に感動した方にも強くお勧めできる展覧会です。
展覧会のみどころ
- 作品の裏側を支える豊富な資料
- 神木隆之介の音声ガイド(約35分)
- 製作当時のPC環境を再現したコーナー
とにかく豊富な資料が見ごたえたっぷりです。作品の裏側に触れられて楽しいです。
立花瀧の声優を務めた神木隆之介の音声ガイドもよかったです。税込み550円ですけど、お勧めです。作品概要を読むだけでなく、神木さん視点で語るコメントがよかったです。
個人的には、制作当時のPC環境を再現したコーナー(ほしのこえ当時と、現在の2か所)もよかったです。ほしのこえの時は一人で作り上げたけど、現在のほうは完全にチームで作り上げています。制作風景の写真も見入ってしまいました。映画に限らずですが、制作風景を垣間見るの好きなんですよね。
展覧会の構成
会場は『ほしのこえ』から『君の名は。』までの全6作が公開順に展示されています。私は1時間半くらいで見終えましたが、ほかの作品も知ってたら2-3時間はかかるボリュームだと思います。
- プロローグ
- ほしのこえ
- 雲のむこう、約束の場所
- 秒速5センチメートル
- (コミュニケーションスペース)
- 星を追う子ども
- テーマ展示1
- 言の葉の庭
- 君の名は。
- テーマ展示2~エピローグ
▼途中にあるコミュニケーションスペースのメッセージボードです。葉っぱにメッセージを書いて貼りつけることができます。
▼数少ない撮影スペースの2つ目。奥寺先輩とデートした国立新美術館の写真展ですね。
グッズ
193ページにわたる図録は展覧会で見切れなかったところ、もう一度見たいところを補えます。
思わずマッキー極細買ってしまいました。
展覧会の概要
※正確な情報は公式サイトをご確認ください。
会期
2017年11月11日(土)~12月18日(月)
休館日:毎週火曜日
会場
国立新美術館 企画展示室 2E
開催時間
10:00→18:00(毎週金曜日・土曜日は20:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
入館料
〔当日〕一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
〔前売/団体〕一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円
・団体券は国立新美術館のみで販売(団体は20名以上)
・中学生以下無料
・障がい者手帳をご持参の方は入場無料(付添の方1名を含む)