元外資系コンサルのガラクタ箱

第18回東京私立男子校フェスタは親だけでも子供連れでも有意義

息子は今小4です。中学受験を考えていて去年から塾に通っています。

とはいえ具体的にここに行きたい、という志望校があるわけでもなく、それぞれの学校の特色を知るわけでもありません。

学校説明会や文化祭に行くとしても、子供を連れていくとわりと最初に行くところで「ここがいい!」と思いが入ってしまうのも違うので、なかなか悩みどころ。

そんなタイミングで、東京の私立男子校が21校参加する第18回東京私立男子中学校フェスタというのが開催されたので行ってきました。

公式サイト:東京私立男子中学校フェスタ 公式ホームページ

本記事では、なんにも準備せず予備知識のなかった親が、男子校フェスタに行って得られたものを紹介します。

フェスタに参加している数は21(資料参加込みで39)

参加校は21。パンフレットコーナーに資料のみで参加する学校が都内で8校、神奈川で10校あり、合わせると39校。

校長先生の5分間スピーチで知ったのですが、10,000ある中学校のうち、男子校は100ちょっとなのだとか。そのうちのかなりの数に触れることができるのでフェスタすごいですね。

学校別のミニ説明会

気になっていた学校があったので1校だけ参加しました。遅れて到着したら教室は満席。外から耳をそばだてて聞く感じになりましたが学校の雰囲気がよくわかりました。様々な生徒のエピソードを交えて中高を通じて生徒がどう成長していくのか、学校としてどう見守っていくのかを知ることができました。30分でも十分すぎるくらい学校のことを感じることができます。

テーマ別合同説明会

「グローバル教育や語学研修に力を入れてる男子校」というテーマに参加しました。各校の取り組みが順に紹介されていくのですが、交換留学で得られるもの、生徒の英語学習意欲を揺さぶるものが何なのか、大変参考になりました。

校長先生の5分間スピーチ

イベント全体のスケジュールが9:00-16:00で、前半が9:30開始で間に合いませんでした。12:30開始の後半のみ参加しました。5分間ずつで7校。ミニ説明会以上に短い時間ですが、学校の雰囲気がよくわかります。

校長先生の醸し出す雰囲気や5分という限られた時間で伝えようとする内容だけで決めてしまうのは違うような気もしますが、公立校よりも創業者の想いを受け継いで校長を務められている方が多い気がして、やはり校長先生のスピーチから学校を掴み取るのはあながち間違いではないなと思います。

しかし、娘の受験のときにあったのは、とても立派な先生の教育理念と実際の生徒にギャップがあるようなところがありました。そういうところはやはり実際に学校の生徒を見てみないとわかりません。学校説明会や文化祭に足を運ぶことは大事そうです。

具体的に志望校があると役立ちそうなもの

フェスタ自体は盛りだくさんです。志望校がいくつかあるようであれば、体験授業や、学校ブースでの個別質問、生徒2分間学校自慢、生徒パネルディスカッションは参考になりそう。

興味ある部活がある場合は生徒パフォーマンスも面白そうですね。

子供が興味を示せば面白そうなもの

子供が興味を示せば面白そうなものもたくさんあります。

学校入り口で開催されているジャグリングなどの生徒パフォーマンス。上のフロアではマジックや奇術もやっていました。ほかにダンスや応援団、吹奏楽もあるようです。

また、フットサルやバッティング体験もできるようでした。一部予約が必要でしたが企業セミナーも面白そうでした。

終わりに

はじめてフェスタに参加しましたがとても有意義でした。ジェンダーフリーのこの時代になぜ男子校、受験制度も変わる中で子供をどんなふうに過ごさせてあげたいか、いろいろ考えるテーマも持ち帰ることができました。

そして会場となっていた日大豊山の校舎は11階建てですごかったです。11階から9階の間にプール、マシントレーニング、バッティングマシーンなどが勢揃い。スポーツに限らず設備も新しい感じで、(運動しないしうちの子には縁はないのですが)好環境だなと思いました。

 

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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