元外資系コンサルのガラクタ箱

オフショア開発やグローバル展開の計画時に注意すべき海外の祝祭日

オフショア開発で中国に開発を委託したり、グローバルテンプレートのシステムを各地域に展開する際に考慮しておきたいのが、各国の祝祭日です。

本記事では、自身が一緒にプロジェクトをしたことのある中国、米国、欧州について紹介します。

中国

国慶節のほうが長く休みをとる印象がありますが、どちらも1週間程度は多くのメンバーが休暇を取得することを考慮に入れておきたいです。日本の盆正月だと捉えるとよいと思います。逆に日本の長期休暇時に彼らは通常勤務なわけですから、うまくバランスをとって計画したいところです。

米国

あまり長期休暇が影響した記憶はありません。クリスマス、独立記念日や感謝祭とか個別の祝祭日を意識しておけばよいと思います。

欧州

具体的な祝祭日はさておき、8月と12月は入れ代わり立ち代わり現地メンバーが不在だった印象があります。現地の現場業務がまわらないことはないのでしょうが、海外を相手にするプロジェクトの代理までは考えてくれないため、どうしても返信が遅くなります。

 

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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