元外資系コンサルのガラクタ箱

データ移行と引っ越しのアナロジー2

データ移行と引っ越しのアナロジー続きです。

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データ移行と引っ越しのアナロジー

ダンボールに書いてあるラベルだけで中身を断定するのは危険です。混在している可能性があるからです。最初は書籍だけ入ってたとしても少し空きスペースがあると詰め込んでしまうことってありませんか。

引っ越し先と引っ越しの荷物が見えてくるのと並行して、引っ越し日や引っ越し業者を決めていきます。

この日までに引き払う必要がある、とかこの日から引き渡し可能というずらせない日付をもとに、近い週末や場合によっては休みをとる前提で引っ越しする日を決めます。

引っ越し業者さんは、どのくらいの荷物があるのかと引っ越し希望日をざっくり伝えて複数社で見積もります。様々な条件を満たしつつ一番安い業者さんを選びます。

データ移行と引っ越しで大きく異なるのはここから引っ越し業者さんの準備が多くかかる点です。家の構造が複雑な場合、引っ越し業者さんではなく建築側(設計事務所や工務店)が担当することもあります。

引っ越し元から持っていくと決めたものを、ひとつひとつ引っ越し先のどこに格納するかを決めていきます。最初は、おおまかに部屋単位で決めます。最後は、部屋のどこに置くかを決めてちゃんと部屋に収まるかや、生活に支障がないかを確認します。

(つづく)

 

 

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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