元外資系コンサルのガラクタ箱

大学のサークル同期との旅行が楽しい理由

大学時代のサークルの友達と旅行に行ってきました。

卒業して5年くらいしてからなんとなく年1回ペースでいろんなところに行くようになってからもう15年くらいが経ちます。

旅行といっても全員が揃っていたのは夕食と宿泊施設で寝るまでの限られた時間。

18時から翌1時くらいまでのほんの少しの時間です。

でも参加してよかったです。

そんな話をつらつらと、書きます。

旅行に行くために地味に深夜仕事してた話

40代にもなったらさすがに仕事で深夜まで作業することってないと思いますか?

この記事を読んで下さってる方の年代とかお仕事環境によると思うので、これ聞いてどう感じるかは人それぞれだと思いつつ。

この旅行に行くために、前日とかなんならその前の日も、深夜3時くらいまで仕事をしていました。

有給の申請はしています。

でも申請してれば途中の仕事を放り出していいかというとそんなことはなくて。

なのでチームや部門のみんなにサポートしてもらいつつも、自分で区切りをつけて旅行に出かけました。

それでも出発した後に発生するものはいろいろ対応してもらい心苦しい思いもありました。

なんで心苦しいかというと、結局はこの仕事は本来なら自分がやるべきだな、とか、事前にああしておけば当日にこんなことにはならなかったな、と思うからです。

迷惑かけたくないという思いもあるけど、悪く見られたくないとか、よく見られたい、という自分の欲求がもとになっているな、と思いました。

こういう気持ちって結構人を歪めるんですよね。

じゃあ仕事のために旅行に行かなかったらどうなってたか

仮に仕事が片付かないからって旅行に行かなかったらどうなってたかというと、なんにも悪いことにはなりません。

友達からしてみれば、「来られなかったのね」というだけですし、1日普段通り仕事をすることで、他の人にお願いする必要もなく自分で対応できたでしょうし、寝不足もマシだったでしょう。むしろ仕事してたほうがよかったのか?とさえ思ってしまう。

「あの仕事であの時ああしていれば・・」と過去の自分を責める気持ちは、こんなふうに人を歪めてしまいます。

そんなにしょっちゅう会えるわけじゃない友達との機会を失ってしまう、というすごく残念なことに気づかなくなっちゃうわけです。

旅行の帰り道に散歩をしながら考えたこと

今回は行きも帰りの新幹線も一人だったので、帰り道には「行ってよかったな」と思いながら、せっかくなのでもうちょっと普段と違うことをしてみようと考えました。

ということで家からちょっと離れた駅から歩いて家まで帰ることにしました。

途中、多摩川の河川敷も通りました。

7kmくらいをのんびりと散歩しながら、ああ今回の旅行も楽しかったなと振り返りをしていました。

上下や利害関係のない、しかし共有できるものがある友達は貴重

今回の旅行は全員が揃う時間が短かったので、初日の昼間は1人と航空自衛隊の広報館を見学しながら話をしました。

その後、宿泊用の施設で軽く飲み、ひと風呂入ってから、全員合流して飲み。

居酒屋とバーをはしごした後は、宿泊施設で部屋飲みをしました。

翌朝は、1人が先に帰ったのと別行動する1人もいたため4人で朝食を楽しみ、流れるように解散しました。

とにかくゆるい。

居酒屋とバーと朝食のパンケーキの店を手配しれくれた幹事役に頼る部分はあっても、基本的にはその場の流れにあわせて、気のおけない友達同士での時間の過ごし方でした。

これって上下関係や利害関係がないからできるというのがまず一つ。職場にせよ他の集まりにしても、どうしても気遣いって発生します。大学の、しかもサークルでの時間をともにした友達だからこそいられる楽さがとても心地よかったです。

一方で、いくら上下関係や利害関係がなくても、共有できるものが少ないと結局様子を見たり、交流を深めようとする過程でのめんどくささのようなものもあります。何より、共有できるものが少ないと面白みも少なくなります。

その点、大学の4年間を同じサークルで過ごした友達とは、尽きない昔話もありますし、友達がそれぞれ歩んでいる人生で何をしていて何を考えているのか、をやりとりするのが楽しいです。

部屋飲みでBURRNを肴に盛り上がったのが特に楽しかった

私は軽音サークルでバンドをやっていました。ハードロックやヘヴィメタルなバンドのコピーをやっていたので、友達との共通の話題といえばバンドアーティストの話になるわけです。

で酒の肴になったのが、雑誌BURRN!。

友達の一人が、「◆70年代、80年代、90年代のHM/HRアルバム10選」という特集を見つけて今年のBURRN何号かを購入して持ってきていたのです。

これが超絶に盛り上がりました。

小学生高学年や中高と、どんな音楽を聴いて育ってきたか、を話すのはものすごく面白いです。

機会があればブログに書いてもいいのかもしれません。

 

 

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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