元外資系コンサルのガラクタ箱

とっちらかった頭の整理 (5分読書#23)

こんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。

今日はティール組織の自主経営が実践されている例として、フランスの金属部品メーカーFAVIの事例を読んでいたのですが、本に書いてある内容を抜粋したり要約するのに不満を覚えたので、感じることを書き並べることにします。

ティール組織

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これまではオランダの看護組織であるビュートゾルフの事例をもとに、ティール組織の3つの特徴の1つである自主経営(セルフマネジメント)がどのように実現しているかが紹介されていました。

チームやメンバーに権限が委譲されていて、経営層やミドルマネジメントの指示がなくてもメンバーが自らの判断で動くことができるのが特徴です。

多くの関係者が組織立って動くとき、組織階層や指示命令系統が確立されていることが必須と思われるのは自然です。

ビュートゾルフのヨス・デ・ブロックも、FAVIのジャン・フランソワ・ゾブリストもこれを覆しました。

組織進化に重要なのは段階的な意識の変化とリーダーの見方(5分読書#13)に書いたように、まさにリーダーの見方によって、一定規模の組織も数年内にがらっと変わることができるようです。

FAVIの例を聞くと、工場のセル生産が思い浮かびますが、生産工程以外も含めて有機的に業務がまわっているのでしょうか。

信頼は統制を不要にするというのがキーワードになりそうです。引き続き読み進めてみます。

終わりに

部分を切り取って紹介しやすい日もあれば、今日みたいに少し離れて考える日も必要なようです。

では、また明日。

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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