元外資系コンサルのガラクタ箱

ティール組織例の追加とサービスマーケ特有の問題点 (5分読書#12)

うさぼう(@usabo_tweet)です。

内向的な性格と会社インフラや文化のおかげでテレワークに不便は感じてないものの、夜になかなか寝付けなくなっていて少し困っています。眠れた翌日は気分もいいのですが寝不足の時は気分的にも下がったり、実害のない範囲とはいえ仕事の質やスピードも下がるなと実感します。

今日も1冊を5分ずつ読み進めます。

ティール組織

今日読んでいるところは、p93の「調査対象となった組織の特徴」。この12の組織は昨日の記事にまとめました。

他にも、

などが紹介されるようです。

また、成功し続けている組織のみでなく、従来型の経営体制に戻った事例(エネルギー会社のAES、ITコンサルティングのBSO/オリジン)もあったり、トマト加工業者のモーニング・スターのように自主経営に特化して洗練させている組織もあります。

明日からは自主経営(セルフマネジメント)に入っていきます。

コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング

第1章「プロフェッショナル・サービスのためのマーケティング」を読んでいます。今日は「プロフェッショナル・サービスのマーケティングに特有な10の問題点」の部分を読みました。

  1. 第三者に対する説明責任
  2. クライアントの不安
  3. 経験の重要度
  4. 差別化の難しさ
  5. 品質管理の維持
  6. サービス提供者による販売活動
  7. 専門家がマーケティングにあてる時間
  8. 消極的になりがちなマーケティング活動
  9. 広告に対する葛藤
  10. マーケティングについての知識不足

6. お客様はサービスを購入する前にサービス提供者に会ったり提供者のことを知りたくなります。営業担当に任せきることができない点が特徴になります。

7. サービス提供の時間は請求にあてられるもののマーケティングに費やした時間の請求が難しい点はあります。これはマーケティングに限らずRFP(Request for proposal、提案依頼書)を受け取ってからの提案チームの作業工数も同様ですね。

8. 間際の様々なお客様の要求に対応する時間を優先するとどうしても積極的にマーケティング準備に時間が使えない特徴があります。

9. 弁護士や医療など業界的に広告をうつことに抵抗を感じるところもあります。

10. 専門性の強い業界や人ほど、マーケティングに対する知識やそもそもの理解に乏しい場合があります。マーケティング・マネージャーがサービスに対するイメージを作るのではなくて、サービスを提供する当事者がイメージをつくることは留めておく必要があります。

明日は、1章の終わりである「顧客志向を築く」を読みます。

終わりに

早いもので金曜日も終わり、週末を迎えます。

では、また明日。

組織進化に重要なのは段階的な意識の変化とリーダーの見方 5分読書#13

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

カテゴリー

モバイルバージョンを終了