元外資系コンサルのガラクタ箱

適した方法論を使うことの大切さ

先日、プロジェクトマネジメントについて話をする機会がありました。聞いて下さった方の1人(Aさん)が、ご自身の営業のお仕事に応用したいとおっしゃっていて、その場で詳しくお伝えできなかったので記事で補足します。

共通言語として役立つ方法論

方法論(メソドロジー)は、プロジェクトの計画の立て方から、どのような順序で何をしてどのような成果物を作るのか、その成果物をどのような基準で評価し、次のステップに進むのかなどを定義したものです。

コンサルティング会社は自社でこうしたメソドロジーを開発しグローバルやグループ全体で利用することで高品質で生産性の高い価値を提供しています。

これが、社内外で関わるスキルやバックグラウンドの異なる人が共通のプロジェクト達成に向けて一緒に行動するための共通言語として大きな意味をもちます。

Aさんは共通言語の重要性について思うところあったのでしょう。しかし、プロジェクトマネジメントを自社の営業業務に適用する、というのはかなり広い話です。

方法論の例

方法論の例をいくつか挙げてみます。

営業業務をよくするためにも、全社戦略における営業機能の位置づけから見直すのであれば戦略策定の方法論を使うべきですし、営業やマーケティングの関連する業務のあるべき姿と現状のギャップを見極めて変えていくのであればプロセス改革が該当します。

組織体制や評価制度、企業文化に手を入れる場合は組織変革ですし、戦略や業務を実現するためにシステムに手を入れる場合は開発の方法論を使います。

これらのプロジェクトをまわしていくときにこそプロジェクトマネジメントの方法論の出番なのです。

適した方法論を使うために

では適した方法論を見つけ使うにはどうすればいいのでしょうか。

まずは解決したい課題を明確にすることです。次記事では課題の明確化について書きます。

次記事→課題設定の前にまず自身の問題意識に目を向ける

参考

 

 

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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