元外資系コンサルのガラクタ箱

プロジェクトマネジメントの基礎その2

プロジェクトマネジメントの基礎の続きです。

プロジェクトコストマネジメント

プロジェクトをあらかじめ決めたお金の範囲内で完了させることです。

完了までにかかるコストを見積もり、見積もった予算内で完了できるようモニタリングし、やりくりをします。

やりくりするためにはコンティンジェンシーと呼ばれる予備コストを持っておくことが普通です。プロジェクト全体の状況や計画からの変更影響を鑑みてコンティンジェンシーの取り崩し判断を行います。

プロジェクト品質マネジメント

プロジェクト成果物の品質を確保することです。

品質はマネジメントである、と言われるように、製造工程や検査のタスクそのものではなく、品質目標を定めて管理の計画を行い、計画通りに実行されているかをチェックしながら品質を作り込んでいきます。

計画通りに進まないものは原因を分析し対策を打って計画に近づけていきます。

プロジェクト人的資源マネジメント

人的資源はプロジェクトに関わる人を管理します。

必要な人数を確保したり、必要なスキルを持った人を適した役割で参加させるかなどを考えます。

参画したメンバーが最高のパフォーマンスを発揮できるようフォローアップを行います。

パフォーマンスは定期的にモニタリングし、期待とギャップがあったり、対立が生じた場合には、解消のための働きかけを行います。

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mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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