元外資系コンサルのガラクタ箱

サプライチェーンマネジメントとは?

サプライ・チェーン・マネジメント(英: supply chain management、SCM)とは、部品の調達から顧客への納品までの業務プロセスを最適化するマネジメント手法です。

SCMの定義

米国サプライチェーンカウンシルによる定義は以下の通りです。

「価値提供活動の初めから終わりまで、つまり原材料の供給者から最終需要者に至る全過程の個々の業務プロセスを、一つのビジネスプロセスとしてとらえ直し、企業や組織の壁を越えてプロセスの全体最適化を継続的に行い、製品・サービスの顧客付加価値を高め、企業に高収益をもたらす戦略的な経営管理手法」

SCMにより実現すること

複数企業をまたがり全体最適を図ることで、リードタイム短縮顧客満足の向上在庫削減キャッシュフロー増大などの目標を同時に実現することを狙います。

SCMが対象とする業務プロセス

中心となる企業を視点に、インバウンドとアウトバウンドで分類します(個別の業務は()内)

代表的なSCMソリューション

大企業向けでは、SAPOracle。中小企業向けでは、オービックビジネスコンサルタントの商奉行/蔵奉行などがあります。

終わりなきSCM

決して新しくない手法ですが、企業をまたがり導入するのは難しいです。グローバル化も進みさらに難易度は増しています。需要予測などに踏み込んだ計画系やS&OPといった概念も生まれ、進化を遂げています。

mhisaeda

電子書籍「システム導入のためのデータ移行ガイドブック」著者。

新卒から外資系コンサルティングファームに所属。15年に渡り販売物流、特にCRM領域のコンサルティングに従事。 100名を超えるプロジェクトのPMOなど全体を推進していく役回りや、ユーザ企業への出向を通じた実務経験を持つ。

このブログでは、自身がかき集めた知識や経験を共有する。クライアントへの提案やソリューション開発に直結しないガラクタのようなもの。将来再利用する自分のために。同じような悩みを抱える誰かのためにブログ「元外資系コンサルのガラクタ箱」を運営。

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